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芸術祭大賞受賞~山形放送スタッフ来校

山形放送

  1月24日にホテルニューオオタニ大阪にて、文化庁主催芸術祭の表彰式が行なわれ、山形放送のドキュメント番組「われら愛す~国歌・国民歌についての考察」がラジオ番組部門で大賞を受賞されました。
  本日、本校放送部が取材協力した関係で、授賞のため大阪まで来られた番組制作スタッフである山形放送ラジオ制作部の高橋俊治ディレクターと脚本作家の山県昭彦氏が、本校へ挨拶に来られました。
  民放およびNHKのラジオドラマ・ドキュメント20作品の中から見事大賞を受賞された山形放送の関係者の方々には、この場を借りて改めてお慶び申し上げます。    
1月7日付の校長通信にも掲載しましたが、『われら愛す』とは、1953年にサントリーの前身である壽屋が、全国公募し、約5万点の作詞、約3千点の作曲の中から選ばれた「新国民歌」であり、当初は全国いたるところで歌われていたようですが、数年後にはほとんど聞かれなくなってしまった歌です。
このことをテーマにして、2001年に本校放送部がラジオドキュメント番組を制作した関係で、2007年秋、山形放送から本校に問い合わせがありました。その後、放送部顧問から資料を送ったり、インタビューを受ける等の経緯の後、完成した作品が、この度見事に芸術祭大賞を受賞することになり、共に喜びを分かち合うことができました。
  本校で当時制作した生徒は既に卒業し社会人となっていますが、関西から東北へと時を越え地域を越えて協力したことが、今回の受賞に結実したことに感銘を受けると同時に、このような「縁」を大切にしながら、これからも教育活動に励んでいきたいと考えています。