最後の期末試験
来週からいよいよ期末試験が始まります。ほとんどの生徒達は学年最後となる試験に備えて勉強モードになってきましたが、中には勉強に集中できない人もいるようです。どうしてこのような差ができてしまうのでしょうか。
この最大の理由としては、試験が嫌だという思いが強すぎるということがあげられるようです。人間は好きなことは言われなくても自分の意思でやりますが、嫌いなことからは避けたいという気持が働きます。しかし、来週からの試験がなくなるわけではありませんし、試験から逃れたいと思っても逃れることはできません。そして、日時が経過するにつれてプレッシャーが強くなってくるのです。
〝困難は避けようと思えば二倍になって追いかけてくるが、困難に立ち向かっていけば半分になる。〟という言葉があります。これからの人生においては困難や嫌なことは次々に出てきます。これらから逃げようという姿勢ではなく積極的に立ち向かっていくということが大切です。常にこの姿勢を持ち続ければ充実した人生を送れるのは間違いありません。
気持を切り替えて、期末試験に全力に取り組んで欲しいものです。




2月20日(火)、素晴らしい天候に恵まれ、第49回となる高等学校の卒業式を挙行しました。開式の辞の後、ピアノ伴奏による国歌斉唱に続いて、普通科と国際科249名の生徒全員に卒業証書を授与しました。その後、三年間、無遅刻、無欠席、無早退の生徒33名に皆勤賞を授与、更に中高あわせて六年間皆勤の生徒14名の紹介、全国高校総体のフィギュア競技に出場し好成績をあげた生徒への特別表彰を行ないました。
卒業証書を手に万雷の拍手で送り出され、クラス毎の記念撮影を済ませた生徒達が、春の暖かい陽ざしを浴びながら思い思いに友人や保護者と談笑している姿は実にほほえましいものでした。


