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「挨拶の雲雀丘実践中!」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
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朝のニュースで米朝首脳会談が中止になったとの報道がありました。学校のブログで政治的なことを書くのはよくないのかもしれませんが、私は最初から会談は行われないと思っていました。その理由はいたって簡単です。北朝鮮の完全即時非核化を目指すトランプ大統領と、核を失えば命も失う金委員長は絶対に相いれないからです。会談は「瓢箪から駒」、いわばはずみで予定されたものです。ここ2か月、二人を筆頭に世界が同床異夢を追い、騒いできただけです。

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  登校風景

青空が澄み切った今朝、学園は朝の登校時の挨拶から始まりました。主に生徒専用通路から学園に入ってくる生徒に声をかけていきます。中高は今日は中間試験の最終日、心なしか生徒の足取りも軽いようです。歩きながら勉強している生徒には「テスト最終日、頑張れ!」と声をかけます。毎日声をかけていると今まで反応がなかった生徒も挨拶を返してくれるようになります。こうなればしめたもの。また笑顔いっぱいに大きな声で返してくれる生徒もいます。こちらも元気をいただきます。おもわず「うれしい!ありがとう」。昨日はマスクを取って挨拶を返してきた生徒がいました。「よし、立派な社会人になれるぞ!。」

小学生は自分から大きな声で挨拶をしてきます。中には立ち止まってきちっと挨拶する児童もいます。小学校は「一礼挨拶」を徹底されているからです。最近はネイティブの先生も加わって、「グッドモーニング」の声も混じってきました。そしてハイタッチして楽しい一日がスタート。多くの先生方が出て、児童会や交通部の児童も出て、そして少し離れた中高の入口には中高の先生方が出て、まさに学園挙げて「挨拶の雲雀丘」を実践中。

今日はある会社の役員が教育のプログラムの提案で来校されました。挨拶もそこそこに「生徒さんが挨拶をしてくれました」と。もっともっと挨拶していきましょう。
(2018.5.25)