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2006年08月30日

国際科留学コース(オーストラリア)保護者対象説明会

  一年にわたる留学に出かけている生徒が国際科2年生に10名,普通科2年生に1名います。オーストラリアに6名,ニュージーランドに4名,イタリアに1名です。

オーストラリア ブリスベン地区
 Kenmore State High School,Kedron State High School,Craigslea State High School
オーストラリア ゴールドコースト地区
 Robina State High School,Miami State High School,Palm Beach-Currumbin State High School
ニュージーランド
 Mount Albert Grammar School,Waiuku College,Paraparaumu High Sshool,Kuranui College
イタリア
 The International School of Florence

 そのうちオーストラリアでの留学先での様子について、ビデオを交えて説明しました。留学先では、英語の上達はもちろんですが,どの子供たちものびのびと、そして自立した様子で過ごしています。それぞれオーストラリアでの自分の居場所を見つけ、そしてじっくりと自分を見つめなおし、進路をそれぞれに悩み考えています。保護者の方々には、実際に会っていただくわけではありませんが、成長の様子を感じて頂けたように思います。その後、国際科担任より、日本での指導内容についての説明がありました。留学している子供たちは、雲雀丘学園の友達とはまた別の友達との輪を深めながら、残りのあと4ヶ月ばかりの日々を有意義に過ごし、帰国の途を迎えます。
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2006年08月13日

オーストラリア研修10

  いよいよ日本に帰国しました。「暑いー、懐かしいな、これぞ日本」という言葉が聞こえてきました。オーストラリアでは日中は22度から24度ぐらい、晩は10度前後の比較的涼しく、雨も降らず乾燥した空気の中で過ごしてきましたので、それもそのはずです。日本について、それぞれに思いをめぐらせていたようです。日本の家族と対面するときには、少しばかり照れている人もいました。研修前と研修後の自分自身の変化を感じているからもしれません。子供たちが成長を言葉で表すことは少ないかもしれませんが、この14日間のオーストラリア語学研修で身につけたものを、最も自覚しているのは、きっと子供たちでしょう。この研修を通じて、改めて将来のことを考え、高い志を持った人もいるようです。子供たちの日誌には、14日間毎日英語で日記が綴られています。参加者全員の心の中にこの研修の思い出がしっかりと刻まれていることでしょう。
  この研修旅行の期間、様々な方々にお世話になりました。皆様に心より感謝申し上げます。

2006年08月12日

オーストラリア研修9

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  いよいよ、ホームステイファミリーと最後の日を過ごして、研修旅行者全員が夕刻一同そろいました。ホストファミリーに車で送られて学校まで来た子供たち、別れをそれぞれに惜しみました。ほんの13日、それでも、その短いこの期間に、新たな人との出会い、そしてその人と生活することによって得られた様々な学び、思い出が心の中を駆け巡ります。「オーストラリア式でご挨拶しましょ」と言われて、ハグをしながら涙をポロリ、「これが最後ではないんだから、メールアドレスをひかえたでしょ」「はい、メール送ります」などという会話が聞こえてきました。心と心の対話が伝わってきます。子供たちのこれからの人生において、今後ずっとこのホームステイの経験が心の中に残ることでしょう。そして、こうして知り合えた人々との交流が続いてゆくことでしょう。お世話くださいましたホームステイファミリーの皆々様に心より感謝申し上げます。明日は帰国の途につきますが、日本でお待ちの皆様には、成長した子供たち、以前よりも自立した子供たちの姿をご覧頂けることでしょう。

2006年08月11日

オーストラリア研修8

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 オーストラリアでの語学学校最終日を迎えました。これまでの12日間、全員が無事にやってくることができました。最終日、この日に備えて、子供たちは、この語学学校での滞在中にご指導頂いたバーバラ先生とサイモン先生に、日本のことに関するお話を書いたり絵を書いたりしてプレゼントを用意し、シャフストン語学学校での締めくくりとなる修了式を迎えました。ホストファミリーの方も子供たちの修了を一緒にお祝いしてくださいました。さよならパーティーの時に、「こんな短い間だったけれど、自分の英語が成長したことがわかる」と言っていた人がいます。ホストファミリーの方からも、「この子は初めは何をいってもスマイルばかりで何を言いたいのかわからなかったけれど、最近は反応するようになったわ。話すようにもなって、随分変わったわ。」というお言葉を頂きました。英語ばかりではなく、自立ができるように精一杯努力したと言えそうです。子供たちの努力もさることながら、この語学学校での日々を有意義に過ごし無事に終えることができたのは、ご指導くださいました先生方とお世話くださった方々のご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。修了式では、一人一人修了証書を頂くとともに、感謝の意を表し自らの成長を称えて、森山直太郎さんの楽曲「さくら」を合唱しました。
  この後ホストファミリーと一日を過ごして、明日の晩は、オーストラリア最後の夜を研修旅行参加者全員一緒に過ごします。ホストファミリーとは、今日が最後の晩、明日の夕刻学校まで見送りに来ていただきます。

2006年08月10日

オーストラリア研修7

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  今日は、町について学びました。こちらブリスベンでは、ブリスベン川を挟んで、様々な形、高さのビルが並んでいます。昼も夜も素敵な景観で私たちを楽しませてくれます。今日は、この川を中心として発達している様々な町の一つにフェリーにのって行き、散策をしました。中でも、Queen St. Mall を中心に、自分たちだけでショッピングをしたり食事をしたりして過ごしたのですが、初めてだった町並みも、子供たちにとって今では既にわが町同様のようです。子供たちは、地元の人と同じようにフェリーにのり、両手一杯のお土産を抱えて帰ってきました。もう、通訳なんていりません。自信をもって、自分のほしいものを買うことができます。もちろん、交渉だってできるようになりました。買い物をして得たものは、子供たちの自信が形になったものとも言えるでしょう。自分の英語が通じるのか不安に思ってきた人も、学んできた英語でしっかりと考えを伝えられることが今ではわかり、表情もとても自信に満ち溢れています。明日はついに、こちらでの学校の最終日を迎えます。

2006年08月09日

オーストラリア研修6

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 今日はアボリジニの文化を知ることができました。Mt.Cootha、Botanic Gardens(植物園)に行き、様々な植物に触れながら、アボリジニの生活文化を学びました。実際に生姜やプラムのようなものを食べたり、葉を使って洗剤を作ったりしました。結構いい香りがして嬉しかった人、気持ち悪いと思った人、色々な感想が飛び交いました。色々な食べ物に挑戦しましたが、中でもアボリジニハニー(少し酸味のある蜂蜜)やナッツ類が人気があったようです。何よりも300以上もの言語がアボリジニに使われていることに驚きを覚えながら、あらためてオーストラリアが様々な文化で構成される多文化国家、多文化社会であることを心に刻みました。その後、アボリジニバッグを見せて頂き、私たちもアボリジニの言葉で「デリー」と呼ばれる草を編んで、アクセサリーを作りました。草を編むことの大変さを感じながらも、草を利用して鞄を作るその知恵に感動させられました。それ以上に子供たちが驚いて何度も確認したことは、どの実が毒で、どの実が食べ物かを知るその手段。「実際に食べてみて食べた人が死んでしまったら、ああ毒だと知る」、その説明に「えーっ」という声が上がりました。普段ホストファミリーの作ってくれた食事やスーパーで買ったものを口にしている私たちにとって、アボリジニの食べ物を初めて口にしてみるのは、まさに緊張の一瞬でした。

2006年08月08日

オーストラリア研修5

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  オーストラリア研修も9日目を迎えました。飛行機に乗ることすら初めてだった子供たちも、今ではすっかりAussieの一員になっています。今日は、オーストラリアの生活について授業で学びました。オーストラリアの家について学んだり、日本の地図を書いたり、オーストラリアの国旗を書いたりしました。その後、BBQを楽しみ、クリケットとサッカーをしました。クリケットは、サイモン先生の指示に従ってルールを少し変えながら、楽しみました。どんな説明も指示も、もう驚いたりどきどきしたりすることはありません。クリケットと野球の違いを体で感じながら、英語でこれを説明できるようになっている子供たち。一回り成長した証です。

2006年08月07日

オーストラリア研修4

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  ホームステイ先家族と一緒に二日間を過ごし、一回り大きくなって学校での新たな一週間の始まりを迎えました。日に日に現地の先生との会話も板についてきました。また、ホームステイ家族とのやりとりもスムーズにできるようになっています。
 今日はロッククライミングにも参加しました。上り方がわからない時にも、コーチをしてくださる方々に英語でしっかりと聞くことができました。その結果、はじめは怖がっていた人もいましたが、全員が挑戦し、みんなで「You can do It!」と声を掛け合いながら、全員見事に上まで上がることができました。4、5人のスタッフの方が手助けしてくださったのですが、自分の指導に必要な人を見つけ、自分に必要なことを聞くことができるようになっていました。

2006年08月06日

オーストラリア研修3

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  はじめて朝から晩までホームステイ家族と過ごしました。普段は語学学校で勉強をしたり、郊外に出て活動したりしてきましたが、ホームステイの家族とずっと英語のみで二日間を過ごしました。ステーキハウスに連れて行っていただいた人、ショッピングに連れて行ってもらった人、ご家族の親戚の誕生日パーティーに同行させてもらった人など、さまざまです。それぞれに素敵な日をすごしました。それぞれの心の中と、そして各生徒の心の中に、しっかりとその場面が刻まれています。子供との方が話しやすかったと思った人、わかるまで説明してくれるオーストラリアの人々の優しさに魅了されて日本に帰りたくないと思った人、様々な思いを抱いて、再び月曜日から学校が始まります。

2006年08月04日

オーストラリア研修2

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 オーストラリアに来てホームステイ、語学研修を行っていますが、今日は現地のWhits Hill State College高等学校と交流をしました。一緒に数々のゲームをしたり、クリケットをしたりしました。クリケットははじめはやり方がなかなか分からない人もいましたが、次第になれ、上手にできるようになりました。また、現地の生徒と話を沢山することができました。現地の生徒とプレゼントの交換もしました。現地の先生方と生徒の皆さんのおかげで楽しいひと時を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。

2006年08月02日

オーストラリア研修旅行

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7月31日関西空港を出発した旅行団19名は無事ブリスベン国際空港に着きました。
ローンパインコアラ保護区、クィーンズランド博物館見学研修の後、シャフストン語学学校へ到着。
英語力判定テストを受けました。その後ホームステイファミリーとの対面を行いました。
初日よりどきどきの連続でした。