データサイエンス探究〈 データに基づく探究的な取組〉
先端情報実践
2026/06/28
ロボットシミュレーションの基礎
先端情報実践(ロボット分野) では,情報I で学習した Python プログラミングの知識を活用して,現実社会では避けられない誤差(測定上の誤差や環境要因)を考慮したプログラミングの改良に取り組む実践を行っています。
例えば,「ロボットをジグザグに前に進むためにはどうすれば良いか」という課題では,Python の繰り返し文を用いますが,単純に右に曲がる操作と左に曲がる操作を繰り返すだけでは,ロボットは真っ直ぐに進み続けることはできません。床との摩擦や画面上で設定したパラメータと実際のロボットの動きには若干のズレが混入してしまうためです。
「画面上のプログラムは正しい」はずなのに,「目の前のロボットは思ったようには動いてくれない」という状況を目の当たりにして,どのようにプログラムを改良していくかをデータ収集と実験,検証を試行錯誤しながら繰り返していくことで,より現実的な解決策や及第点を見出すことができるようになります。

夏のフロンティア・ウィークでは,この経験をもとにして,身の回りの生活における困り事をロボットプログラミングを通して解決できないか,という視点で研究計画を練っていく予定です。