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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

台湾研修

台湾研修⑤ 生徒記事

■レポート①

4泊5日の台湾研修も、ついに最終日となりました。1日1日が本当に充実していて新しいことがたくさんで、今までとは違った新しいものの見方ができるようになりました。

一番の思い出は、2日目と3日目に台湾のSt.Peter High schoolの生徒と関われたことです。今回の研修では、台湾の学校の生徒たちとペアになって半年ほど前から事前に何回かオンラインで話し合っていたため、出発の日が近づくにつれて、今までオンラインでしか話していなかった人と直接会えるというわくわく感が増していきました。一方で、しっかり対面で英語で緊張せずに話せるかなという不安もありました。しかし、いざ学校に到着してみると、その不安はまったくなくなりました。到着してバスから降りるとすぐに門の前で拍手と歌で迎え入れてくれました。さらに、講堂にてたくさんの生徒が日本語の歌や中国語の歌で迎え入れてくれました。特に、日本語でトトロの歌を歌ってくれた時は本当に感動しました。学校に行く前までは、会えるのはペアの子たちだけだと思っていて、こんなにたくさんの生徒が私たちを歓迎してくれるなんて思っていなかったので学校に着いた途端に、St.Peter High schoolのみんなの熱のこもった歓迎のしかたに驚きました。また、英語の授業に入らせてもらった時も、1時間もない短い時間だったけれどみんなが大歓迎してくれて連絡先を交換したり新しい友達がたくさんできて嬉しかったです。そして、3日目のお別れ会では、たったみんなが作ってくれていた動画を見て、その優しさに感動しました。こんなSt.Peter High schoolの生徒たちの、みんなで迎え入れようという積極的なところや、団結力、心の広さにすごく感心しました。台湾で友達をたくさん作ることができて、本当に幸せです!

3日目は半導体の研究をしている大学や、TSMCに行きました。そこでは、半導体の製造をする機械や手順、半導体を使った最先端の技術について学びました。また、未来の生活をイメージしたVRを体験しました。そこでは、今の生活とは全く異なった生活になっていて、技術が発展することのメリットデメリットについて考えさせられました。

4日目の午前には、台湾国立大学に行き、そこに通っている雲雀の卒業生に案内してもらい、台湾での生活や進路の話も聞くことができました。その話を聞き、時間をかけてでも努力をすることの大切さを改めて実感できました。また、英語の勉強のモチベーションが上がり、今までよりも留学についてより興味を持つようになりました。また、夕方には九份に行き、幻想的な光景を見ることができました。歩いていると、日本語ばかりが聞こえてきて、日本人観光客の多さに驚きました。

5日目の最終日には、中正紀念堂に行き、巨大な蒋介石の像と、兵隊の行進を見ることができました。兵隊は行進をした後、瞬きやくしゃみや咳をせず1時間ずっと蒋介石の像の横に立っているそうです。

この5日間は、言葉に言い表せないほど本当に最高で、いい思い出になりました!この台湾研修に関わってくれた、雲雀とSt.Peter High schoolの生徒と先生方、研修に行く機会をくれた両親に感謝しています!(A.M)

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■レポート②

5日間の台湾研修から帰国しました。 飛行機で台湾を飛び立つ時、台湾で出迎えてくれた素敵な友達や、台湾の方のあたたかさを思い出し、なかなか台湾の地面から目が離せずにいました。帰国して台湾での思い出を家族に話したとき、話がとまらなくて、この5日間がとても私にとって充実したものであったとしみじみ感じました。

この研修で印象に残ったことは特に3つあります。 1つ目はもちろんSt. Peter High School のみんなとの交流です。オンラインで交流しているだけでも楽しかったのですが、現地で対面で会うとそれはもっともっと楽しかったです。実際、私のペアに初めて直接会ったとき、興奮して思わず大きな声が出てしまいました。(笑) St. Peter High Schoolの生徒も先生もみんなが、私たちのことをとてもあたたかく迎え入れてくれて、素敵な思い出がたくさんできました。コミュニケーションをとるときに、英語を使うと一気に会話が弾み、母国語が違う間での英語の力の凄さを感じました。もっと勉強しようと思いました!

2つ目は半導体の企業・大学見学です。St. Peter High Schoolのみんなもパソコンを使いこなしている人がとても多くて驚いていたのですが、台湾はTSMCをはじめ、半導体に関する技術が最先端で、デジタル先進国であることを間近にみることができました。パソコンやスマホだけではなく、血糖値測定器や人工硬膜をつくるスプレーガンなど、医療に関わる機器のお話も聞くことができて興味深かったです。

3つ目は、国立台湾大学で私たちの先輩にお話を伺ったことです。今までは海外は遠い存在で、旅行で観光地に出向くくらいにしか思っていなかったのですが、先輩のお話を聞いていて、勉学を「海外」で、という選択肢も、努力が必要ですが、素敵だなと感じました。とても努力家な先輩で、私の憧れの的が1人増えました!海外についての価値観と視野が広がった気がします。

この台湾研修は、私にとって「やってみなはれ」精神をとても肌身で感じた5日間でした。St. Peter High Schoolのみんなと母国語が違っても積極的に話してかけてみなはれ。医療とITのように、分野をつなげて考えてみなはれ。今興味のあるものを突き詰めて視野を広く持ってなんでもチャレンジしてみなはれ。何度も「やってみなはれ」が頭の中を行き来していた研修でした。

この交流は今日で終わりではなく、新たなスタートになります。4月の交流では私たちがしてもらったようなあたたかい恩返しがしたいです!

"Friendship forever"

1期生として参加できたことに心から感謝しています。台湾研修に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!(M.O)

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