台湾研修まとめ
3月8日から3月12日にかけて18名の高校生が台湾研修に参加しました。まとめとして、4名の生徒のレポートを紹介します。
今回の台湾研修では、日本との文化の違いを肌で感じ、数多くの気づきを得ることができました。充実した5日間でたくさんの楽しい思い出ができましたが、その中でも特に心に深く残った出来事について書こうと思います。
それは、協定校であるSt. Peter High Schoolでの交流です。学校に到着し、バスの窓から外を見た瞬間、大勢の生徒たちが日本と台湾の小さな国旗を力いっぱい振って出迎えてくれる姿が目に飛び込んできました。正直なところ、その熱烈な歓迎ぶりに圧倒され、「自分たちはこの熱量に応えられるだろうか」という温度差を感じてしまい、一日が上手くいくか少し不安になったのが本音です。しかし、その不安はすぐに大きな感動へと変わっていきました。 ウェルカムセレモニーでは、私たちのためにYOASOBIの『夜に駆ける』や『群青』を演奏してくれたほか、台湾のお菓子やペンなど、たくさんのプレゼントを用意してくれていました。「心から歓迎してくれている」という想いが伝わり、驚きとともに、嬉しさが込み上げてきました。また、これまでオンラインで交流を続けてきたパートナーたちと直接会えたことも、かけがえのない経験でした。画面越しでは気づけなかった細かな表情の変化や、楽しそうな声のトーンを肌で感じることができ、リアルだからこその話しやすさを実感しました。(高2Kさん)
台湾研修最終日には、初代総統の蒋介石をたたえる中正紀念堂に行きました。とても大きな建造物でその豪華さに圧倒されました。衛兵の交代式では寸分の狂いもないそろった動きを見ることができ、とても感動しました。その後は空港に向かい、各自自由に行動した後帰路に着きました。あっという間の台湾研修でした。
今回、私は初めて海外に行きました。最初は初めてのことだらけで右も左も分かりませんでしたが、現地の方々やガイドさん、バスの運転手さん、添乗員の方、先生、そして友達など、たくさんの人に助けられ無事に楽しく台湾研修を終えることができました。台湾は日本と似ている部分ももちろんたくさんありましたが、違う部分もあり、それがとても面白かったです。事前にオンラインで交流していた台湾の同年代のペアの子と初めて会うことができました。最初は言語が違うこともあってとても緊張しましたが、向こうの方たちが気さくに声をかけてくれたり、分からないことを詳しく教えてくれたりしたおかげで、私は英語をあまりうまく話せませんでしたが、とても仲良くなることができました。次、日本で会える時が楽しみです。もっと交流を楽しめるように、英語をもう少し流暢に話せるようになりたいと思いました。(高1Oさん)
台湾研修最終日は、蒋介石を記念して建てられた台北のランドマーク・中世紀念堂に行きました。ここは敷地がとても広く、建物の壁は白い大理石で造られ、その中には巨大な蒋介石の像があり、紀念堂が建てられた当時の人々がどれだけ蒋介石を尊敬していたのかがよく伝わりました。紀念堂に続く階段の下では衛兵の交代式が行われ、ぴったりと揃った行進や銃剣を振り回すパフォーマンスはとても厳かでかっこよかったです。その後は桃園空港へ向かい、台湾とお別れをして日本へ帰国し、研修は無事終了しました。
この5日間は、台湾の色んな観光地を巡ったり、現地の方々と交流したりと内容が盛りだくさんで、とても充実した日々でした。日本と違った台湾の文化やマナーには驚かされ、少し戸惑うこともありましたが、ガイドさんのユーモアのある説明や、現地校の学生さん方の親切さにたくさん助けられ、おかげでこの研修を心から楽しむことができました。日本に帰ったら、台湾で体験したことや新たに得た台湾についての知識などを家族や友達に話して、是非皆さんに台湾について興味を持ってもらいたいです。この5日間を決して忘れずに、明日からも頑張りたいと思います!(高1Iさん)
今回の台湾研修では、企業のミュージアム見学や現地の学校との交流など、日本ではなかなかできない多くの経験をすることができました。実際に台湾を訪れてみると、日本と似ている部分も多い一方で、文化や生活の違いも感じる場面があり、とても刺激的な研修でした。特に印象に残っているのは、台湾の半導体企業であるTSMCのミュージアムを訪れたことです。そこでは半導体がどのように作られ、私たちの生活の中でどのように使われているのかを学ぶことができました。スマートフォンやコンピュータなど、普段当たり前のように使っている技術の裏側に台湾の企業が大きく関わっていることを知り、台湾が世界の技術産業の中で重要な役割を果たしていることを実感しました。
また、現地の学校との交流もとても印象に残っています。交流ではオリジナルのマグカップを作る体験をしたり、ドローンの操作を体験したりしました。特にドローンの操作は普段なかなかできない体験だったので、とても楽しかったです。台湾の生徒たちはとてもフレンドリーで、日本の文化について興味を持ってくれていたことも印象的でした。一方で、英語での会話に少し戸惑う場面もあり、もっと積極的に話しかけていればよかったと少し後悔しています。もし次にこのような機会があれば、言葉を恐れずにもっとコミュニケーションを取ってみたいと思いました。
さらに、国立故宮博物院を訪れたことも強く印象に残っています。そこでは青銅器や陶磁器など、中国の長い歴史の中で作られてきた多くの文化財を見ることができました。特に印象に残っているのは、象牙を何層にも彫り込んで作られた「象牙多層球」です。一つの象牙から複数の球を彫り出し、それぞれが回転するように作られている非常に精巧な工芸品で、人の手でここまで複雑なものが作られていることに驚きました。また、「鶏缸杯」はオークションで約40億円もの値段がついたと聞き、本当にそんなに価値があるのかととても驚きました。小さな杯ですが、絵付けの細かさや歴史的価値の高さを感じることができました。
食文化も台湾で印象に残った体験の一つです。火鍋を食べた際には、自分で具材や調味料を入れて味を調整するスタイルだったのですが、唐辛子を入れすぎてしまい、ほとんど辛いだけのスープのようになってしまいました。それでも、日本ではあまり体験できない食べ方でとても楽しかったです。また、台北のランドマークである台北101にも行きました。特に印象的だったのはエレベーターの速さで、調べてみると2015年まで世界最速としてギネス記録を持っていたそうです。実際に乗ってみると、短い時間で一気に高い階まで上がり、その速さに驚きました。
今回の台湾研修を通して、文化や歴史、そして最先端の技術など、さまざまな面から台湾を知ることができました。実際に海外に行き、現地の人と交流することで、日本にいるだけでは気づくことのできない多くの学びを得ることができたと感じています。今回の経験を大切にしながら、これからもさまざまな文化や価値観に触れ、視野を広げていきたいと思います。(高2Sさん)