インドネシア研修
新たな挑戦~インドネシア研修「Mog」
この度、本校では社会貢献プロジェクト「Mog」を始動しました。
本プロジェクトは、生徒たちが社会課題の解決に主体的に取り組むことを目的としています。
12月上旬に現地、インドネシアでの研修を予定しています。
インドネシアに広がるマングローブ林の保全という環境問題と、地域漁業従事者の経済的自立という社会課題に同時にアプローチする、画期的なプログラムです。
マングローブが食用になり得ること、そしてそれが地域経済の新たな柱となり得るという、従来の常識を覆すこの取り組みは、現地での適切な管理と、革新的な商品開発を通じて、持続可能な未来を創造する可能性を秘めています。
生徒たちはこのプロジェクトを通じ、机上の学習だけでは得られない、実践的なビジネススキルと社会貢献の意義を深く学びます。
激変する時代を生き抜く「一歩力」
本プロジェクトの根底にあるのは、予測不可能な現代社会を生き抜くための「一歩力」の育成です。
AI技術の進展など、社会が急速に変化する中で、生徒たちには新たな状況に臆することなく、自ら一歩を踏み出し、挑戦し続ける力を身につけてほしいと願っています。
生徒たちは、ビジネスという広範な世界に触れることで、変化を楽しみ、それを成長の機会と捉える姿勢を養います。
これは、彼らが将来どのような道を選んだとしても、必ずや役立つ重要な資質となります。
チームで育む個性とリーダーシップ
「モグ」プロジェクトでは、多様な価値観を持つ人々との協働を通じて、生徒一人ひとりの個性を最大限に引き出すことを目指しています。学業や部活動の枠を超えた活動の中で、潜在的な才能や人間性が磨かれます。
初回のトレーニングでは「個人経営のカフェ@雲雀丘花屋敷前の売上を10%上昇させるにはどうしたらいいか?」「じゃがりこの売上をあげるためにはどうしたらいいか?」など身近な話題を通じて、グループで討論が行われました。
全員がリーダーシップを発揮する「全員リーダー型」のチーム体制は、議論を円滑に進めるための「ペルソナ(顧客像)」設定や、それぞれの役割の重要性を理解するワークを通じて、協調性と当事者意識を高めます。
本プロジェクトは、生徒たちが未来の社会を担う人材として、実践的な能力と豊かな人間性を育むための貴重な機会です。
ここからの参加生徒たちの成長が楽しみです!