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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

インドネシア研修

インドネシア研修「Mog」事前トレーニング3回目

「もし自分が社長だったら?」生徒たちが挑んだビジネス課題解決

経営者の目線で考える、特別な学びの時間

本日、生徒たちは普段の授業とは一味違う体験をしました。

経営者の視点に立って、実際のビジネス課題に挑戦する特別講義です。

「売上が下がっているソフトクリーム店を、どう立て直す?」

こんな現実的な問いかけから始まったこの授業。

生徒たちは、まるで若き経営コンサルタントのように、グループで熱心に議論を交わしていました。

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体験を通じて身につく、社会で役立つ実践力

今回の講義で生徒たちが学んだのは、次のような実践的なスキルです。

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問題解決の「型」を学ぶ
「なぜ売上が下がったのか?」という問いを、商品、価格、立地、プロモーション...と体系的に分解していきます。

ロジックツリーという手法を使い、複雑な問題を整理する力を養いました。

データで考え、行動する習慣
「なんとなく」ではなく、「どれくらい?」「いつまでに?」と数字で目標を設定することの大切さを実感。

定量的・定性的、両方の視点から物事を見る訓練を行いました。

チームで新しいアイデアを生み出す
ブレインストーミングを通じて、一人では思いつかないような斬新なアイデアが次々と。

仲間と協力しながら、創造的に問題を解決していく楽しさを体験しました。

相手に伝わる質問力
「商品について」「会社について」とテーマを整理しながら質問する技術も学習。

ビジネスの現場で必要なコミュニケーション力を磨きました。

教室が、ビジネスの現場に

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この授業の特徴は、実際のビジネスシナリオを題材にしていること。

生徒たちは架空のソフトクリーム店の経営者として、本物の課題に向き合いました。

「経営者だったら、この提案にいくら払う?」
「お客様は本当にこれを求めているの?」

こうした問いかけに答えながら、マーケティングの基本である4C5P分析まで、段階を踏んで理解を深めていきます。

参加した生徒からは、「普段の勉強とは違って、答えが一つじゃないのが面白い」「チームで考えると、自分だけでは気づかないことが見えてくる」といった声が聞かれました。

日常生活でも考えるヒントに

今回の学びは、将来どんな道に進むにしても役立つ「考える力」の基礎となるものです。

保護者のみなさまにおかれましては、ぜひご家庭でも、お子様に今日の授業の感想を聞いてみてください。

「どんな問題を解決したの?」「どんなアイデアが出たの?」そんな会話から、お子様の新しい一面が見えてくるかもしれません。

学んだ論理的思考や問題解決の手法は、日常生活の中でも活かせます。

例えば、テスト勉強のスケジュール調整や、部活動の課題解決など、身近なところから実践してみるのもおすすめです。

生徒一人ひとりが自分の強みを発見し、未来を切り拓く力を育めるよう、これからもサポートしていきたいと思います。

次回の講義では、今日学んだ知識を活かして、さらに実践的なプロジェクトに挑戦する予定です。

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