インドネシア研修⑬
以下、残りの生徒たちの総括感想です①
■Mog研修はもう最終日を超えて日本に帰ってきました。とてもハードな一週間だったためみんなとても疲れた様子でしたが、晴れやかな表情で日本で待っていた親御さんたちに会えたと思います。今回の研修内でした販売会やプレゼンなどの経験を活かし、ここから学校で家で自分たちの成長をどんどん発揮していきたいです。
今回のMog研修を総括させていただくと正直とても苦しい研修になったと思います。自分自身と向き合うとはいかに苦しくいかに必要なことであるか思い知らされた一週間でした。very50の方々が私たちにくださった経験は他のどこでも得られることではなく、とても貴重なものでした。私自身今回の研修では多くの成長の材料を得られたと考えています。これらを忘れることなく自分を引き締めてこれからも成長を続けて行ければいいなと思います。またとても苦しい研修ではありましたが、この体験は人生においても重要な一つのピースになったと思います。この研修を支えてくださった全ての方に感謝申し上げます。
(高1年F.S)
■本日は、この研修の集大成ともいえるプレゼンテーションが行われました。
この7日間は、正直に言って想像していた以上に大変でした。毎日が余裕のない連続で、考えて、話し合って、また悩んでの繰り返しでした。楽しい時間もありましたが、それ以上に、思うようにいかず苦しいと感じる時間の方が多かった研修だったと思います。それでも本番直前まで全員で向き合い、7日間のすべてを詰めこもうとして完成させたプレゼンでした。
この研修を通して、私は自分が思っていた以上に何もできないということを強く実感しました。
普段の学校生活では、先生がやることを示してくれて、それに従っていれば何となく前に進めていました。しかし今回は違い、誰も正解を教えてくれませんでした。自分で考えて行動することが求められ、何をしたらいいのか分からず立ち止まってしまうことも何度もありました。役に立てていない自分が情けなく、悔しい気持ちでいっぱいになることもありました。
研修の途中、気持ちが限界に近づいたこともあります。
思うように発言できず、周りについていけないと感じたとき、つらさが一気に込み上げてきて、涙を流してしまいました。「なんで自分はこんなにできないんだろう」と、自分を責めてしまったほど、この研修は簡単なものではありませんでした。
さらに、余裕がなくなる中で仲間とぶつかってしまうこともありました。
意見の違いから空気が悪くなり、言葉が強くなってしまったり、ケンカのようになってしまったこともあります。それでも逃げずに話し合いを重ね、少しずつ前に進んできました。
そして迎えたプレゼン本番。
緊張で頭が真っ白になりそうになりながらも、仲間の姿を見て「ここまで一緒にやってきたんだ」と感じました。発表が終わり、すべてが終わった瞬間、体の力が一気に抜けて、達成感や安心感、これまでのつらかった時間が一気によみがえり、言葉にできないほど胸がいっぱいになりました。
「あの7日間は無駄じゃなかった」
「このメンバーだったから、ここまで来られた」
心からそう思えた瞬間でした。
この旅で得た一番のものは、間違いなく友情です。
楽しいだけの関係ではなく、つらさや涙、ぶつかり合いもすべて含めて一緒に乗り越えたからこそ生まれた絆だと思います。この7日間を共に過ごした仲間は、自分にとってかけがえのない存在であり、これから先もずっと大切にしたい宝物です。
そして最後に、この研修を支えてくださったすべての方々に心から感謝したいです。
研修中、常にそばで一緒に行動し、見守り続けてくださった先生、常に行動を共にしてくだった添乗員さん、そしてこの貴重な研修を企画してくださったvery50の皆さん、さらに研修先として受け入れ、関わってくださったbendegaの皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大変なことも多く、つらくて悩んだ場面もありましたが、この環境と出会いがあったからこそ、自分の弱さに気づき、仲間と本気で向き合うことができました。この研修は、自分にとって忘れられない大きな経験です。
この7日間で学んだこと、感じたこと、そして出会えた友情を大切にしながら、これからの自分の成長につなげていきたいです。
本当にありがとうございました。
(高1年H.Y)