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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

PDA即興型英語ディベート

PDA即興型英語ディベート全国大会2022

12月24日・25日の2日間にわたって、PDA高校生即興型英語ディベートの全国大会がオンラインで開催されました。北海道から沖縄まで全国79校が参加し、雲雀丘からは高校2年生3名がチームを組んで参加しました。

全国レベルでは、PDAの部活動がある学校も多数存在するため、年間8回のプログラムとしてPDAを行っている本校にとって、全国大会は大きな挑戦になります。それでも、毎年全国大会の前には特別練習会を設け、果敢にチャレンジをしています。

今年の論題は、次のようなものでした。

論題(論題は、毎回ディベート開始15分前にはじめて発表されます)
予選1:Being single is better than getting married in the modern world.(これからは結婚するよりも、独身の方がよい 。 )
予選2:Japan should increase defense spending.(日本は防衛費を増額すべきである 。 )
予選3:Online education should be introduced in junior high and high schools, and school districts should be abolished(中高ではオンライン教育を導入し、学区を撤廃すべきである。)

予選4:Students should be instructed in debate by AI rather than by teachers.(生徒は、教員よりも AI にディベートを指導されたほうがよい。 )
準々決勝:Consumer behavior (ownership and use of things) should be limited to achieve carbon neutrality.(カーボンニュートラル実現のために、消費者の行動(所有、利用)は制限されるべきである。 )
準決勝:Entrepreneurship should be pursued rather than employment at a big company.(大企業での就職よりも、起業を目指すべきである 。 )
決勝:Living in the U.S. will be better than living in Japan in the future.(将来は、日本に住むよりもアメリカに住む方がよい 。 )

社会課題や、身近な問題に関連したものが多く、論題が出されるたびに参加した生徒たちが真剣に悩む姿を見受けられました。

雲雀丘は残念ならが予選ラウンド4戦中1勝3敗で決勝には進めませんでしたが、1つ1つのラウンドで確実に成長する姿を見せてくれました。ディベート終わりの待機中や昼休憩中まで、ひたすら反省会を繰り返す生徒たち。チャレンジングな大会に飛び込んでいったからこそ、打ちのめされ、自信を失いながらも、そこから何とか立ち上がる強さを身につけてくれたと思います。予選敗退をした後も、全決勝ラウンド、ラウンドの間に行われたキーノートレクチャーを画面にかじりつくようにして観ていました。レベルの高いディベータ―たちを観て、勝ち負けを超えて、自分たちの人間性やスキルをどう高めたいか考えられていました。長い2日間を終えた後も、校内で実施される残りのディベートマッチへの意気込みを語ってくれ、とても頼もしかったです。ディベートに参加された他校の先生がおっしゃっていましたが、Nothing worth doing is easy.(やりがいのあることに簡単なものはない。)です。参加して全力を尽くしてくれた生徒たちに拍手を送りたいです。

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