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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究的な授業〔 日常的に思考力を育む 〕

探究的授業

高1文理クラス データサイエンス講義

高校1年生文理クラスでは現在、データサイエンスの授業を行なっています。本日は、株式会社Rejoui代表取締役、データサイエンティストの菅由紀子さんをお迎えし、講義を行っていただきました。菅さんに講義をしていただくのは、2回目となります。

1回目の講義では、データサイエンティストのお仕事について・データを可視化する意味 等のお話を伺いました。2回目となる今回は、夏休みの宿題である「統計ポスター」の作成に向けて、アドバイスをいただくとともに、ためになるお話をたくさん聞くことができました。

まずは、今話題になっている"統計"の話から。「『これまでデートした人数ゼロ』20代独身男性が4割」これはどこからの情報でしょうか。内閣府が毎年出している「男女共同参画白書」です。というわけで、みんなで実際に「男女共同参画白書」を見てみました。「白書」とは、政府各省庁が行政活動の現状、問題、対策そして将来の展望などを国民に知らせるために発行する刊行物です。統計ポスターを作る際には、このような「白書」も参考にしましょう。白書はとても見やすいグラフが多く載っているので、グラフ作成のお手本にもなりますよ、というお話でした。

次に、中間提出ポスターのレビューをしていただきました。いくつかのポスターを例に、グラフのどこを直したらいいか、アドバイスをいただきました。円グラフを作るとき、気を付けなければならない点について、割合は何人の何%なのか?何年のデータなのか?もきちんと書くようにしましょう。などのお話がありました。

最後に教えていただいたのは、データの探し方です。データを探すのにおすすめのサイトをご紹介いただきました。そのままのデータが見つからなければ、調べて、集めて、記録する!データは、人に伝わりやすいように加工する事が大切です。今日の講義は、大人になった時に一番意味が出てくる内容です。講義後には、質問しようと菅さんのもとに行列ができていましたね。講義の内容を活かして、夏休み明けには素敵なポスターができるのを楽しみにしています。

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