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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究的な授業〔 日常的に思考力を育む 〕

探究的授業

中3社会科 関西大学博物館訪問

19日土曜日の午後に7名の生徒と共に関西大学を訪問しました。

正門を入ってすぐの建物にある入試広報センターで大学のパンフレットなどをいただき、いよいよキャンパスの中へ。ちょうど紅葉の真っ盛りで美しいキャンパスの中を進んでいきます。初めて大学のキャンパスを訪れた生徒もいて、あまりの広さに「これ、全部大学の中ですか?」「ふつうの町みたい。」という感想も聞かれました。

法文坂をあがって、まず博物館の前にある児島惟謙先生の銅像を見学しました。児島惟謙は、1891(明治24)年に起こった大津事件の時の大審院院長(現在の最高裁判所長官にあたる)で、ロシア皇太子ニコライを傷つけた犯人津田三蔵を「死刑にせよ」という政府の要請を聞かず、一段階低い「無期徒刑(現在の無期懲役)」としました。これにより、児島は「司法権の独立を守り、"司法の神さま"とも呼ばれています。このことは、昨年の歴史の授業で学び、今年の公民の「三権分立」のところでも改めて学習しました。関西大学の前身、関西法律学校の設立には児島惟謙に関わりのある人達が多く参加していました。

その後、まずすぐ後ろの考古学研究室を訪問、米田文孝教授にご挨拶をして、博物館見学後に土器の実物を手にとって観察させていただけることになりました。

上の階の博物館を訪ね、学芸員の山下大輔さんより概要を説明して頂き、それぞれが博物館内を見学した後、遺物を1つ選んでワークシートを約1時間にわたって作成しました。

それぞれが、自分が興味をもった遺物を熱心に観察し、スケッチを描き、感想もしっかり書いていました。実際に授業で学んだ土器や埴輪などを初めて間近に見た生徒もいて、とても刺激になったようです。

ワークシート完成後に、山下さんが2名、引率の大下が1名の優秀作を選びました。山下さんからは、「スケッチもとても細かくかけており、観察や感想もしっかりと書けていました」という講評をいただきました。そして、入賞者には山下さんから関大のロゴの入った文房具などの商品が渡されました。

山下さんにお礼のご挨拶をして、考古学研究室へ移動。机の上には、土器が準備されていました。生徒たちは思い思いに土器を手に取り観察し、その後学生さんから、遺物の説明やなぜ考古学を学ぼうと思ったのかなど、いろいろとお話をうかがうことができ、とても刺激になったようです。

続いて、建物の外にある「高松塚古墳壁画再現展示室」を博物館学芸員の今井真由美さんに解説して頂き、見学しました。高松塚古墳の石槨を当番で実物大に復原した施設で、発掘当時の極彩色の壁画の様子が臨場感たっぷりに観察できる施設で、それぞれがバッドで写真を撮影したりしながら、興味深く見学しました。

その後、学内を移動し、学食で休憩した後、すっかり暗くなってきた大学を後にし、帰途に就きました。帰りの構内では、美しく色づいた木々がライトアップされており、生徒たちを初め多くの人達が写真を撮っていました。

このたびの見学では、お忙しい中ご対応いただいた関西大学文学部考古学研究室の米田教授はじめ学生の皆さん、博物館学芸員の山下さん、今井さん初め多くの方々にお世話になりました。最後になりましたが、記して感謝申し上げます。

また、急に募集したため参加者が7名とやや少数でしたが、参加した生徒たちにとっては大いに得るところがあったようです。今後も機会を見つけてこうした見学会を継続していきたいと考えています。  

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