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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究的な授業〔 日常的に思考力を育む 〕

探究的授業

中3社会総合 新聞出前授業 取材「サントリー食品インターナショナル BOSS」

中3社会総合の授業として、新聞出前授業を行っています。NIEの取り組みとして、新聞記者が月1回講義に来校し、夏に全生徒が取材して新聞記事を制作します。

今年は取材先がサントリーとなり、11の部署のどれか1つを取材することになりました。

今日はその第七弾、サントリー食品インターナショナル SBFジャパン ブランドマーケティング本部の部長が来校され、今回はBOSSブランドの話をしてくださいました。

BOSSはブランドとして33年目を迎え、コーヒーだけでなく紅茶など多方面に展開されています。缶コーヒーが日本で人気ある理由として、①カフェインなどエナジー飲料、②自販機の普及、③CMなどビッグマーケティングの展開、これらが挙げられます。きっかけは自販機の活性化で、当初、洋風デザインで勝負したが苦戦されたそうです。そこで、顧客にインタビューしながらどういう人がコーヒーを飲むか深掘したところ、主たる顧客のタクシーやトラックの運転手などに売れることがわかり、1992年、「BOSS」とネーミングし、働く人の相棒というコンセプトを掲げたそうです。「相棒」とは、歩調を合わせ、時に叱咤激励する一対一の関係という思いを込めているとのことです。

時代は変化し、生活者の変化に応じて関係性も変化しました。屋外労働が減り、IT関連の労働が増えてきました。その結果、缶コーヒーの売り上げが減少してきたので、CRAFTBOSSというペットボトルのカジュアルな飲物を2017年に開発し、ITやデスクワークの労働者に歓迎され大いに売れたそうです。

コロナ禍のころ、コーヒーの枠組みを越えて2019年に紅茶シリーズも開始し、女性を中心に順調に展開されているとのことです。

時代によって働く人は変化しているが、時代に合わせて開発していることがよくわかりました。生徒からは、商品開発の期間、BOSSへのこだわり、お気に入りのBOSSはどれか、ペットボトルの形状、商品多角化へのブランド展開の歴史など様々な質問が出ました。

ご来校いただき、生徒の質疑応答にも丁寧にお答えいただいたブランドマーケティング本部部長様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

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