探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究ゼミ
探究ゼミ「日本の交通網」第1回1限マップ
今日から探究ゼミ「日本の交通網」が始まり、中1~高2の8名が参加しました。鉄道をはじめ交通問題を学ぶ目的で毎週木曜の昼休み昼食後に会議室で開催しています。昨年は24回実施し、今年で7年目を迎えます。
昨年、モビリティマネジメント(交通環境学習)財団からモビリティマネジメント支援校に選ばれ、担当教員がモビリティマネジメント教育ポータルサイトのメルマガに記事を掲載しました。「こちら」からお読みいただけます。
今日は第1回、テーマは「1限マップ」です。いろんな大学の地理学や旅行研究会などが、1時間目開始に日本のどこから間に合うかという地図を作製し、話題になっています。そのことをこのゼミで昨年紹介したところ、中2(昨年)の生徒が雲雀丘学園の1限マップを作成し、昨年の文化祭鉄道研究部研究発表で展示しました。彼は、2024年だけでなく、1968年と比較考察し、どれだけ通学可能範囲が拡大したかも図示しています。
本校は私学なので、自宅から通学できれば、通学範囲に限定はありません。他私学では新幹線通学があるようにも聞いています。そこで、この地図を見たうえで、参加者が自宅からどれだけの時間かかって通学しているか発表してもらいました。
これまででは、生徒は十津川村、学園前、亀岡、北条(兵庫)などから、教員では洲本・加古川から通勤通学した例もあります。
どれくらい通学に時間がかかり、どのような交通手段を利用しているか発表する中で、私学にとって交通手段が重要であることを考えていきました。
感想は「山口県でも1限に間に合うのは驚いた」「昔より交通網が進化していることが分かった」「私は電車の長くなりたいので、遠いところから通学したい」「1限マップという構想が面白く、まとめの内容も興味深かった。これからも面白い話が聞けると思うと楽しみ」、実際に制作した生徒は「近くでも時間のかかる駅があるなど面白かった。新旧で意外な相違点があり驚いた」とのことでした。
次回は5月15日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。