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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ(交通網第13回)鉄道と知能

今日の昼休み、探究ゼミ「日本の交通網」を開催し、中1~高2の9名が会議室に集まりました。

今日は第13回、テーマは「電車が好きな子はかしこくなる」です。

教育学者で福山市立大学の弘田陽介准教授が、同じ名前の本を出版されています。2018年に鉄道研究部で読書会を行い、2019年4月に弘田先生に来校頂いたこともあります。その時の記事は「こちら」に掲載されています。以下に、先生の説を紹介します。

日本の鉄道は、海外に比べて豊富かつ几帳面で路線ごとに異なる色の車両が走っています。従って、車両を見ることでカテゴリー化する認知能力が身につきます。さらに、鉄道乗車によって、マイカー移動では身に着かない、忍耐力・社交性・自尊心といった社会性という非認知能力が身につきます。旅行計画を立てることで、脳の前頭分野の実行機能の芽生えを助けてくれます。

こういったことが掲載されている記事を読んだうえで、生徒と意見交換をしました。

生徒の意見は、「電車と賢さの関係性を考えたことがなかったので驚いた。楽しく考えたり何気なくしていることが能力を伸ばしているのが面白かった」「時刻表を見て計画を立てたりしているので何か役に立っているといいなと思った」「鉄道に限らず、好きなものがあると賢くなると思う」「認知能力は視覚を使ったものが多い。ただ遊んでいるだけでなく社会性やマナーが身につくことがわかった」「公共交通機関を使うことでマナーを学ぶことは重要だ」「自分で計画を立てて実行することが大切だ」「『電車好き』というと敬遠されがちだが、別の側面がある。実は賢くなるということを知ってほしい」などがありました。

本校の生徒はほとんど電車通学をしているので、まさに、通学途中にマナーを学んでいる面があります。大人数で乗車しているときは、特に、その意識をもってほしいです。

なお、このゼミの様子が、日能研の機関誌N-cubeに掲載されました。下記をご覧ください。

次回のゼミは10/28に開催します。

(23日追記)このゼミについて、弘田先生にお伝えしたところ、以下のお返事が返ってきましたのでお伝えします。

「ご連絡いただき、嬉しく思いました。私の記事も皆さんで読んでくださったとのことありがたいことです。このような鉄道を通した学びが、アクティブラーニングのすばらしい事例となっていることがよくわかります。」

(28日追記)現在テレビで放送されている学習塾に関するドラマで、鉄道好きな子どもが抜群の能力を発揮したという内容が放送されました。これまで、日能研や馬渕教室と言った塾のイベントで、本校鉄道研究部も模型運転会などの催しを行ってきました。これからも、いろいろな力が認められる社会になっていってほしいです。

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