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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第15回西谷

探究ゼミ「日本の交通網」、今日は第15回を開催し、中1~高3と教員有志の合計7名が会議室に集まりました。

今回のテーマは「宝塚市西谷、来年度末でバス全廃」です。

宝塚市の面積の3分の2を占める北部の西谷地域で路線バスが来年度末に廃止される予定です。旧西谷村時代にスタートしたバス事業が、1世紀の歴史に幕を下ろすことになります。公共交通の〈空白区〉が生じないようにするため、市や地元団体は代替手段の確保を迫られています。1924年に村有志が出資してスタートし、経営形態を変えながら、2019年からは阪急バス(大阪府豊中市)が運行を続けてきました。武田尾駅を軸に、北側にある宝塚ダリア園や市立長谷牡丹園、地域の拠点「西谷ふれあい夢プラザ」、公民館などをつなぎ、地元住民や観光客の移動を担っているとともに、西谷小、中に通う児童・生徒のスクールバスの役割も果たしています。24年度年間乗客数は約44000人でした。市が運行経費の一部として年間3000万円を補助してきましたが、近年は運転手不足や燃料費高騰が深刻化し、24年度は補助を受けても3700万円の赤字でした。同社は今年5月、市に対し、路線維持困難として、273月で全廃すると伝えました。市は今後、地元の意見を聞きながら、代替手段を模索します。来年度は実証実験を予定しているほか、国の交付金の活用も探る予定とのことです。

この記事を読んで、意見交換しました。実際に西谷へバスで行ったことのある生徒からの発表もありました。アイデアとして「予約制(オンデマンド)」「観光地の開発」「スタンプラリー」「レンタサイクル」「宣伝広告」「阪急電車に広告」「インバウンドで外国人の誘致」などありました。

雲雀丘学園は、西谷村立雲雀丘分教場からスタートし、最初は西谷の本校へ職員会議の際に訪問していたそうです。今後、どうなるのでしょうか。皆で考えていきたいです。

次回は11月6日に開催します。

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