探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ「経済を学ぶ」第16回株価Ⅴ

今日の昼休み、探究ゼミ「経済を学ぶ」が60ホールで開催され、中1～高3の8名が60ホールに集まりました。

今回は第16回、テーマは株の売買です。仮想の株式売買を行うゲームを行い、3学期までこれから株価を見ていこうと考えています。第12回にゼミ生は仮想購入の企業を1社決めました。その企業の株価が1週間でどれだけ上下したか、その理由は何か、昨日の株価が掲載されている記事を見ながら考えました。

株式市場は、東京株式市場で日経平均が３日続落し、前営業日比1620円93銭安の48702円98銭で取引を終え、今年2番目の下げ幅となりました。主力のハイテク株や防衛株主導で急騰していましたが、これらが急落しています。中国が訪日自粛を要請し、観光業の業績悪化が懸念されている点、政府の経済対策で日本の財政が悪化する懸念から、国債の売り注文、円売りが膨らみ、円相場も1ドル155円まで安くなっています。円安になれば、輸出には有利な反面、輸入品の価格は高騰するので、ますますの物価高が心配されます。

ゼミ生の購入企業の株価と感想は「川崎重工→上がって下がる。日本製鉄→徐々に下落。円・国債・株の悪循環から抜け出すのはたいへん」「楽天・ソフトバンク→上がって下がる。」「JR東海→かなり下がったので、跳ね上がりが凄そう」「JAL→下がって上がる。海外からの利用客減少の心配」「塩野義→270円上がる。10％以上の上げ幅。」「ANA→上がって下がる。首相の発言一つで経済が変わるのがすごい」などでした。これからどうなるのか、続けていきたいと思います。

次回は12/3に開催予定です。 多くの参加をお待ちしています。