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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「経済を学ぶ」第1回

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第1回を開催し、中1~高3の33名が60ホールに集まりました。

これからしばらく「ヒバリ円ドルダービー」と題して、7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を6月末に予想する取り組みを行います。最も近かった人と予想に独自の工夫がみられた人は表彰予定です。

円高・円安はの意味を説明するため、海外旅行で15000円をドルに換金するとして、1ドル=150円のときと1ドル=100円のときでは50ドルも違うことを掲載しながら考えました。円高・円安の要因として、輸出入・利率・物価などあり、日米の金利差から最近円安になっている現状を説明しました。外国人観光客の緩和により、円高になるか、どうなるか。今日はまず、6月末に、今(129円)から円高・円安どちらになるか予想してもらいました。

生徒の結論は、円高19名・円安14名でした。

円高派は、「外国人観光客で円の需要が増える」「ロシア情勢からヨーロッパの物価が高騰し円が逃げ場となる」「円安対策を政府が打ち出す」。一方、円安派は、「ガソリンなど国内の物価値上げは続いている」「観光客緩和でも日米金利差から円高転換は厳しい」「日本政府の政策はうまく進まないから」「すぐに外国人観光客は来ない」などありました。大人でも難しい問題ですが、生徒なりに一生懸命考えている様子がうかがわれます。

感想として「お姉ちゃんが経済学部なので意見を聞きます」「いま世界は複雑な状況にある」「今のうちにドルを買いたい」「予想は難しいけど面白い」「短い時間だが楽しめた」「親といろいろ話をしたい」「中学で習った知識がこんな風に使えると思ってなかったので面白かった」「お金が秒単位で価値が変わり面白い」などがありました。スクリーンにその時の為替相場を表示していたので、時々刻々変動する相場に、わくわくしたことと思います。

これからも経済を見ながら、世の中について考えていきたいと思います。

次回は6月8日、60ホールで開催します。高2は修学旅行ですが、それ以外の多くの方の参加をお待ちしています。

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