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探究ゼミ「経済を学ぶ」第4回円ドル
探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第2回を開催し、中2~高3の合計12名が社会科教室に集まりました。
これから7月まで「ヒバリ円ドルダービー」と題して、7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を6月末に予想する取り組みを行います。最も近かった人と予想に独自の工夫がみられた人は表彰予定です。
3年前のこの時期は1ドル=141円80~90銭、2年前は150円台、1年前は143円、いまは144円です。
9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前週末比25銭円高・ドル安の1ドル=144円55〜65銭で取引を終えました。米長期金利の低下で日米の金利差が縮小するとの観測から、円を買ってドルを売る動きが優勢となりました。米中貿易協議の進展を見極めたいとの雰囲気もあり、円の上値は重かった。
ニューヨーク連銀が同日午前発表した5月の消費者調査によると、1年先の予想物価上昇率(中央値)は3.2%と前月から0.4ポイント低下。3年先の予想物価上昇率も3.0%と、0.2ポイント低下しました。市場が想定していたほど米関税政策が予想インフレ率の上昇を招いていないと受け止められ、米債券市場では長期金利が低下(長期債価格は上昇)した。日米金利差の縮小に着目した円買い・ドル売りが優勢となりました。
皆で予想した結果、円高6名・円安6名となりました。円高派は、「ドルに安心感がないのでドル安になる」「」。一方、円安派は、「レアアースのある中国とアメリカが貿易協議し、日本は資源がないので進展せず、アメリカは中国へは関税をゆるめて経済悪化を防ぎそう」などを理由に挙げています。5/21は130円~160円でしたが、今日は135円~148円と小幅になってきました。
感想として「ここ数年で円安になってるので、円高になるべき」「トランプは本当に実行するかわからず」「」「」「」などありました。大人でも難しい問題ですが、生徒なりに一生懸命考えている様子がうかがわれます。リアルタイムで変動し、円ドルの動きを見るのが楽しくなってきたようです。
次回は6月25日、60ホールで開催します。本日グローバル研修の中1や修学旅行の高2も参加お待ちしています。