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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
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探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第6回「妙見山」

今日の昼休み、「日本の交通網」が会議室で開催され、中1~高2の13名が参加しました。

今日は第6回、テーマは「妙見山」です。

能勢電鉄は、妙見山で運行する妙見の森ケーブル(黒川-ケーブル山上)などの事業を2024年6/24で終了すると発表しました。利用客減少傾向で長年赤字が続く中、施設老朽化が進み、数億円の更新投資が必要となり、営業の継続は困難と判断したためです。6/23、近畿運輸局に廃止届けを提出。廃止日を繰り上げる可能性もあるそうです。

ケーブルは1960年に開業し、全長600m。妙見山の参拝者やハイカー、行楽客らが利用してきました。74年度の約20万人をピークに、マイカー移行が進むなどして減少し、定休日設定に伴う経費削減や運賃値上げ、イベント開催での利用促進に取り組んだが、新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけ、2022年度の利用客は約8万3千人まで落ち込み、約2700万円の営業赤字だった。

山上で運営するリフト(ふれあい広場-妙見山)とバーベキュー施設、足湯なども、ケーブルと同じ日に営業を終了するそうです。担当者は「コロナの行動制限解除後も収支が回復する兆しが見られず、廃止を判断せざるを得なかった」としています。

この記事を読んだうえで、意見交換しました。

能勢電は昨年末のダイヤ改正で、全列車日生中央行きとなり、妙見口より日生中央への経路を重視していることはわかっていました。冷静に考えるとやむを得ないという意見が多かったです。何か方法はないか考えてみました。「レトロの観光列車」「宣伝」「クラウドファンディング」「大きな企業の支援」などもでました。

民間企業である以上、利潤が出なければ撤退するのはやむをえません。通勤・通学の手段でもないので、困るのは行楽客です。しかし、能勢電の原点である妙見山参拝の手段の廃止は寂しいとしか言いようがありません。

次回は、7月13日に開催します。参加お待ちしております。

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