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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
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探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「法律を学ぶ」第7回裁判員

本日、探究ゼミ「法律を学ぶ」第7回を開催し、中1~高3の17名が60ホールに集まりました。

今日のテーマは、「裁判員」です。2022年4月の成人年齢引下げに伴い、昨年から刑事裁判に参加する裁判員の対象に18、19歳が加わったため、高校生が殺人など重大事件の審理で死刑か無罪かの選択を迫られる可能性も出てきました。ただ、受験も見据え両立は容易ではなく、学校現場と法曹関係者の間で模索が続いてます。

昨年の候補者名簿に登録された10代は約3700人。すでに裁判員を務めた10代がいるかは不明です。 最高裁が今年行った調査では、裁判員に「参加したい」「参加してもよい」と答えた18、19歳は約4割で、年代別で最も意欲が高かった一方、どのような不安を抱いているかを尋ねると、他の年代では「被告の運命が決まる重い責任」が最多だったが、18、19歳だけは「素人に裁判という難しい仕事を正しく行うことはできないのではないか」が最も多かったそうです。

そこで、学校での法教育の強化が叫ばれています。ただ、「十分な時間を取る余裕がない」学校が多いのも事実です。なお、生徒・学生は辞退することができます。

裁判員に呼ばれたら「参加してみたい」「してもよい」「したくない」どれかを考えてみました。

結果は「参加してみたい4名」・・「裁判に興味がある」「社会の一員として、できる限りのことをしたい」

「してもよい8名」・・「その時の状況により考える」「めったにない機会だから」

「したくない5名」・・「人生を左右するのが怖い」「面倒である」「一審で判断しても二審に反映されているとは思えない」

社会に関わる機会ではあるものの、責任を考えると難しい部分もあります。その意味でも、こういう機会を通して、法について皆で考えていく必要があります。

次回は9/10に60ホールで開催します。多くの参加を期待しています。

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