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探究ゼミ「法律を学ぶ」第9回パレスチナ国家承認
今日の昼休み、探究ゼミ「法律を学ぶ」第9回を開催し、中1~高2の17名が60ホールに集まりました。今日のテーマは、「パレスチナの国家承認」です。
中東ガザ地区での戦闘が泥沼化し、混迷の状況に入っています。国際刑事裁判所は、イスラエルのネタニヤフ首相に大量殺戮の罪で逮捕状を発行していますが、実効性は薄いです。そこで、パレスチナを支援するため、国家承認する国が相次いでいます。現在、世界8割程度の国が承認しました。日本は、アメリカとの関係を配慮し、承認しておりません。
このことについて、意見交換しました。
承認派で「国家承認してパレスチナを応援すべき」「国としてきちんと意志を示すべき」という意見もありましたが、多くは承認不要派でした。「現状は変わらない」「むしろ物資やイスラエルへの説得が必要」「アメリカとの関係が重要」「関係ない日本が口を挟むことではない」などありました。また「二国間の問題なので国連での話し合いは不要」とか「両国が許し合うことは難しく、長年の対立なので解決が難しい」もありました。
当事者間で解決は不可能である中東問題に対して、和平へ向け何ができるか、国際法・国際政治・国際経済様々な立場で考えていく必要があります。
次回は10月7日昼休みに60ホールで開催します。