探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究ゼミ
探究ゼミ「文学模擬裁判」1回目
7月から、新たな探究ゼミ「文学模擬裁判」がスタートしました。
このゼミは、芥川龍之介の作品『羅生門』について、本文の内容をもとに、当時の時代背景、登場人物の心情、実際の法律など様々なことを参考にしながら、「老婆の着物を盗んだ下人の罪状」を考えるものです。
一昨年・昨年の2年間は、龍谷大学の札埜和男教授をお招きした「探究プロジェクト」として実施していましたが、今年は裁判までの過程を探究ゼミで辿り、春休みに、また札埜先生をお迎えし、ゼミの成果を見て頂く形で進めていきます。昨年度の様子はこちらです。
初日の今日は、配役を決めました。16人の参加者を2グループに分け、それぞれに裁判官・検察官・弁護士・被告人・証人を選出しました。検察官と証人のグループは被告人の有罪を目指し、一方の弁護人と被告人のグループは、無罪を勝ち取ることを目指して準備をしていくことになります。
月に1回ペースで、『羅生門』の考察を深めていき、3月には、昨年・一昨年と本校にご来校頂いている龍谷大学の先生をお招きして、裁判を開廷する予定です。