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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」祈りの杜訪問

今日の午後、探究ゼミ「交通網」有志と鉄道研究部員と教員の17名で「祈りの杜」に行きました。ここは、2005年4月におこった福知山線列車事故現場で、亡くなられた方々への慰霊碑が設けられています。あわせて、事故が風化しないように事故現場が保存されるとともに、追悼の空間や事故を伝える空間(資料展示)があります。

川西池田から尼崎までJRに乗車し、歩いて現場まで行き、慰霊碑で黙祷を捧げ、現場を見学しました。マンションに衝突した痕跡が残る部分や救急・救助活動の場所が保存され、事故の大きさに改めて衝撃を受けました。その後、事故の内容を展示してある空間を見学し、尼崎まで歩いて解散しました。

構内は撮影禁止なので写真はありません。現場には鉄道関係の方が来られていました。慰霊と研修と思われます。今年の参加生徒も、厳粛な気持ちで命の大切さや安全の重要性について学び、この教訓を生かしていく必要性について考えさせられました。

いくつか感想を紹介します。「日常というものはいつでも必ずあるものだと思っていましたが、その日常というものはいつ崩れ去ってもおかしくないものだ、と遺族の方々のメッセージを見て思い知らされました。一日一日を大事に生きていきたいと思います」「想像していたより何倍も悲惨で、二度と起こしてはならない事故だと思いました。遺族の方々の手紙や、事故当時の資料もたくさんあって、何の罪もない人が無惨に死を遂げていったんだと思うと、胸が締め付けられるような思いになりました。一鉄道ファンとして、人間として、後世に伝えて、決して忘れてはならない、繰り返してはならないと感じました。」「実際の現場を直接見ることができてとても勉強になり、行って良かったと思いました。自分が列車事故について考えるきっかけにしたい」

心から冥福をお祈り申し上げます。

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