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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

【SDGs】SB国際会議参加

2月14,15日(水)に「第7回サステナブル・ブランド国際会議 2023 東京・丸の内」が東京国際フォーラムで開催され,本校から高校1年生4人が参加しました。

このイベントは,サステナビリティに関連した最先端の活動に取り組む世界のリーダーや先進企業が集まり,国や職業の垣根を越えてディスカッションするというものです。今回は延べ5500人の参加があったようです。本校からは昨秋,同イベントの西日本大会に参加。参加した生徒4人のグループはその後の論文選考を通過し,西日本代表のStudent Ambassadorとして参加しました。

1日目の午前は基調講演で,コーアン・スカジニア氏(サステナブル・ブランドの創立者)や,ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士(グラミン銀行創設者)ほか,サステナビリティに取り組む企業の方のお話を聴きました。特にスカジニア氏が説いた「望む世界を作り出す勇気を持つこと」の大切さは,今後私たちが社会と関わっていく際の大きな後押しになってるように思われます。

1日目午後から2日目午前にかけては,生徒個々人が関心あるプログラムに参加しました。まちづくりからフードシステム,スポーツまで様々なものがあります。どのセッションでも,単に利益ばかりを追い求めるのではなく,社会や自然との関わり,あるいは倫理面への配慮などの大切さが話されていたように思います。

また,空いている時間は "Activation Hub" を見学しました。これは会議のスポンサー企業が,自社の取り組みをポスター発表のような形式で紹介する場です。生徒たちは企業の方と積極的に話し,取り組みを聞いたり,資料をもらったり,あるいは自分たちの考えを聞いてもらってアドバイスをいただいたりもしました。

2日目午後は,高校生たちのプレゼンテーション。1校5分で,これまで考えたことを発表します。本校はシャッター商店街に関する問題について,学生や企業と連携して商店街を活性化するプランを発表しました。東京入りしてからも修正を加えて挑みましたが,残念ながら受賞するには至りませんでした。とはいえ,今回考えたことが今後の探究の基礎になればと願うばかりです。

2日間を通して,4人の生徒は自分から企業の担当の方に話しかけに行くなど,周りの人とつながり,その中で学びを深めようとしました。変化が激しく複雑度を増していく現代の世界では,他者と協働することは今まで以上に重要になると思われます。その担い手として積極的に関わりを持とうとしたのはとても頼もしいことで,今後もぜひ続けてほしいと思います。

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