探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕 探究プロジェクト 2025/12/11 探究プロジェクト「日産自動車 EV自動車と災害協定」 兵庫日産様と日産自動車様のご協力を得て、「EVと災害協定」をテーマに探究プロジェクトを実施しました。 前半はEVと地球温暖化や自動運転などについてお話をいただき、後半は防災連携やモデルカー実験、実車見学を体験しました。電気自動車(EV)の特性と可能性として、EVは製造時にCO2を多く出すが、走行中は排出ゼロで、再生可能エネと組み合わせればライフサイクル全体で排出削減できるとのこと。大容量バッテリーは非常電源や家庭への給電(V2H)にも活用でき、電力需給調整や新しい移動サービスの基盤にもなるそうです。普及には充電インフラ整備が不可欠で、各国で意見の違いもあるが選択肢の一つとして拡大しています。 日産はEV開発を続け、「リーフ」「アリア」「さくら」などを展開されています。走行距離は技術革新で伸び、安全性確保のため厳しいテストを実施している。全固体電池の開発や、使用済みバッテリーの再利用にも取り組み、持続可能なEV社会の構築を目指しています。また、EVは家庭数日分の電力を備え、災害時の静かな非常用電源として有効で、日産は地震や台風の被災地にEVを派遣し、避難所や公共施設への給電を行ってこられました。加えて、兵庫日産は複数の自治体と災害連携協定を結び、災害時にEVや給電装置を無償提供する体制を構築されました。神戸市では酒造会社と連携し、井戸水をEVで運搬する独自モデルも展開もされています。 最後に、手回し発電でミニカーに電気をためて走らせる実験を行いました。EVが「走る蓄電池」であることを体感し、最後に軽EV「日産サクラ」を見学して、バッテリー容量と給電能力など、実車の仕組みについて学びました。 一覧へ戻る
兵庫日産様と日産自動車様のご協力を得て、「EVと災害協定」をテーマに探究プロジェクトを実施しました。 前半はEVと地球温暖化や自動運転などについてお話をいただき、後半は防災連携やモデルカー実験、実車見学を体験しました。電気自動車(EV)の特性と可能性として、EVは製造時にCO2を多く出すが、走行中は排出ゼロで、再生可能エネと組み合わせればライフサイクル全体で排出削減できるとのこと。大容量バッテリーは非常電源や家庭への給電(V2H)にも活用でき、電力需給調整や新しい移動サービスの基盤にもなるそうです。普及には充電インフラ整備が不可欠で、各国で意見の違いもあるが選択肢の一つとして拡大しています。 日産はEV開発を続け、「リーフ」「アリア」「さくら」などを展開されています。走行距離は技術革新で伸び、安全性確保のため厳しいテストを実施している。全固体電池の開発や、使用済みバッテリーの再利用にも取り組み、持続可能なEV社会の構築を目指しています。また、EVは家庭数日分の電力を備え、災害時の静かな非常用電源として有効で、日産は地震や台風の被災地にEVを派遣し、避難所や公共施設への給電を行ってこられました。加えて、兵庫日産は複数の自治体と災害連携協定を結び、災害時にEVや給電装置を無償提供する体制を構築されました。神戸市では酒造会社と連携し、井戸水をEVで運搬する独自モデルも展開もされています。 最後に、手回し発電でミニカーに電気をためて走らせる実験を行いました。EVが「走る蓄電池」であることを体感し、最後に軽EV「日産サクラ」を見学して、バッテリー容量と給電能力など、実車の仕組みについて学びました。