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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究プロジェクト

グリコの「セブンティーンアイス」から マーケティングを学ぶ①

7月26日の午後から、「グリコの『セブンティーンアイス』からマーケティングを学ぶ」という探究プロジェクトが行われました。全2回行われるうちの1回目でした。

雲雀丘学園中高の食堂にも設置されているセブンティーンアイスの自動販売機は、生徒にとっても身近なようで、参加者の全員が校内外で一度は食べたことがあるということでした。そのセブンティーンアイスにはどのようなマーケティングの戦略があるのか、また売り上げを伸ばすためにはどのような点を改善したり、新しく開拓していくとよいのかを学び、実際に提案することがこのプログラムの主な目的です。

まず前半の1時間は、グリコのマーケティング部からお越しいただいたご担当者様から、セブンティーンアイスの商品開発、自動販売機の設置場所やアイスの売り上げ上位商品、年代別人気商品など、「売上倍増計画」のヒントになるようなお話をクイズも交えながら楽しく教えていただきました。その中で、単にどこで何が売れているのかという事実だけでなく、なぜそういう結果が出ているのか、人の行動や心理がどのように反映されているのかということも、お話の中から学ぶことができていました。

講義の後には、サプライズでセブンティーンアイスが一人ひとつプレゼントされました。もちろん、普段通り美味しそうに食べてはいたのですが、パッケージに着目したり、商品の見た目や大きさ、味などに普段以上の興味を持って食べている姿が印象的でした。

後半は、「グリコの『セブンティーンアイス』の全国売上を2倍にする方法を提案する」という課題に対して、生徒が自分自身のアイデアを出していきました。考えるステップも教えていただきました。それは、「課題を考える」ために、①季節、日時などのデータから課題を探ること、②店頭で観察を行うこと。そこから仮説を立て、商品、設置場所、キャンペーンなどの「具体的な提案」を考えることです。

具体的な企画書の提出締切は8月17日で、企画に対するフィードバックをいただき企画をブラッシュアップしていきます。第2回のプロジェクトは8月24日です。それまでに、どのような企画が出そろうのか、とても楽しみです。

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