建築ができるまで～設計の仕事～

7月21日、新文化館を設計されている安井設計事務所の一級建築士の方2名に「新文化館のコンセプトと建築士の仕事」についてお話ししていただきました。文化館設計のコンセプトとは「ひばり文化の大樹をつくる」であると教えていただきました。設計もそのコンセプトに基づいてなされているそうです。そのあと、実際の設計図や意匠図といっためったに見ることができない資料を丁寧に解説していただきました。何種類もの設計図が綿密に組み合わされて建物が設計されていることに、生徒たちはとても驚いているようでした。つづいて、建築士の仕事のやりがいや難しさについて、熱心にお話ししていただきました。「働くということは、人のためになるような自分の強みを見つけて磨くこと」という言葉が生徒たちの心に響きました。レクチャー後、生徒たちも多くの質問をしてとても有意義なプロジェクトとなりました。