探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
文学模擬裁判1回目
探究プロジェクト「文学模擬裁判」を今年も実施します。
このプロジェクトは、龍谷大学文学部准教授の札埜和男先生をお迎えし、森鴎外の作品『高瀬舟』について、本文の内容と、当時の時代背景などを参考にしながら、弟を手にかける形となった「喜助の罪」を考えるものです。
メンバーは「被告側」(被告/弁護人)「検察側」(検察官/証人2人)「裁判官側」に分かれ、喜助の罪を考えます。今回の争点は、弟を手にかける形となった喜助を「殺人罪」とするのか、「同意殺人罪」とするのか、です。
昨年度まで2年間扱った芥川龍之介の『羅生門』で争点となった「強盗罪/緊急避難」と比べ、この『高瀬舟』についての裁判は、法的には死刑~懲役6ヶ月まで可能性が考えられる、幅の広いものになります。本文をもとに人物像をよく吟味し、納得のいく裁判をしてほしいです。
メンバー選定と役割分担を終え、今日からシナリオの確認と、「喜助の人物像」について、グループで話し合いを始めました。まずは人物像を深掘りすることが、充実した裁判につながります。
今年は30人を超える大所帯でのスタートとなりました。本校での実施4年目を迎える今年は、札埜先生のご来校を従来の冬休みに戻し、春休みは、札埜先生が主催されている他校との模擬裁判に出ることを目標にしていく予定です。