探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
探究プロジェクト
探究プロジェクト「コンビニ商品の発注から仮説/検証のプロセスを学ぶ」実施と結果
5月から行ってきたコンビニ探究プロジェクトは、8/29の文化祭2日目をもって、本番を終えました。
メンバーみんなで考えた末、発注した商品の数は、おにぎり570個・パン711個の総計1,281個。
部屋の準備をし、販売開始は11時でした。文化祭が終わる15時までの4時間で、これだけの数の品物を売るという挑戦が始まりました。
このプロジェクトの担当教員としては、この学校の生徒たちは、「主体的・能動的に動く」ところにまだまだ課題があるな、と感じているのですが、この日、このプロジェクトのメンバーは違いました。部屋の外で看板を持ち「探究活動の一環でおにぎり売ってます!」と声を出す人、「どこで食べたらいいの?」という質問に対応するために黒板に「食べられる場所リスト」を作った人、この日も手伝って下さったオーナーと一緒に品物をきれいに陳列する人・・・。メンバーそれぞれが、「商品を売るためにはどうしたら良いか」を自分のこととして考え、行動していました。
さて、最終結果です。
おにぎり570個・パン711個の発注数に対し、この日の教室での販売総数は、おにぎり397個・パン455個でした。
売れ行きに苦戦したために、最後の30分は大幅な値下げに踏み切ったのですが、値下げ後に売れた数がおにぎり81個・パン167個だったので、実売価で販売できたのは、おにぎり316個・パン287個、ということになります。
一方で、みんなで発注した商品は、食堂横にあるセブン自販機にも回しました。こちらの売上はおにぎり139個・パン189個と非常に好調でした。さらに、日持ちするパンは、文化祭終了後もお店に持ち帰って売って頂いたり、引き続き本校自販機で販売したりしたので、結果的な廃棄の数は、おにぎり34個・パン67個となりました。
教室での販売には苦戦しましたが、自販機も含めた総合的な面では、十分な売上を作った、という評価になると思います。
多くの課題も出て来ました。まず、発注面での反省です。
メンバーがいちばん強気に発注した商品はメロンパンでしたが、200個の発注のうち部屋で売れたのは53個にとどまりました。値下げをしてから57個も売れる、という厳しい事態で、人気はあるのだろうけれど、売り方を考えなければならない商品ということがよく分かりました。結果的にメロンパンは37個が廃棄となり、値下げした分の利益損失と併せ、1,000円を超える大きな赤字となり、全体の利益の足を引っ張りました。
逆のものもありました。おにぎりは、メンバーが売れると思っていなかった「牛めしおにぎり」があっという間に売れて無くなってしまいました。20個しか発注しておらず、もしこれがもっとたくさんあれば・・・と悔いが残る発注になりました。オムそば飯おにぎりも同様です。
さて、これらの内容を、9/12に行われた入試説明会にて発表しました。中2の女の子と中1の女の子が、大役を担ってくれました。
仮説と検証は、何度も失敗し改善していくことで深化していきます。今年を足がかりに、来年はもっと良い発注、販売をしたいですね。しかし、今年の一歩はとても大きかったと思います。本校文化祭の名物企画になるよう、今後も頑張っていきましょう。
