探究ゼミ・プロジェクト
探究プロジェクト「竹中工務店」
探究プロジェクト「竹中工務店」を2日間に渡り実施しました。
まず第一弾として、3月13日(金)に午前授業・講習修了後、高校校舎前メタセコイヤで集合し、神戸にあります「竹中大工道具館」に伺いました。
入口すぐに期間特集されていた「墨壺」で、今の道具と伝統的な道具を使って直線を引いてみたり、
その他日本の、また世界の伝統的な大工道具、手法、竹中工務店のはじまりでもある宮大工の技術、数寄屋建築などなど、主として木造建築技術について幅広く学びました。
第二弾は3月16日(月)、昼時の大阪・船場に現地集合し、竹中工務店本店に伺いました。
まず営業担当の方より会社の概要をご説明頂いた後、2018年にリニューアルされた「御堂ビル」のオフィス見学させて頂きました。
フリーアドレスのデスクや、関連書籍や資料の集められた図書室、壁や天井の見本を様々な調光の下で検討できるスペースなど、まさに働く方が生き生きできるオフィス、を回らせて頂きました。
社内に設置されている大阪市内の模型には、手がけられた建物が灰色に色づけされており、「あ、これスカイビル!・・・え?ハルカスも!!?メッチャいっぱいある!!」と驚きの声が上がっていました。
続いて構造設計担当の方からのお話。
「はりきってたくさんスライド作っちゃいました!よろしくお願いします」とおっしゃっていましたが、
生徒たちの中にはまだ聞き足りないといった様子の子も多くいたほどでした。
仕事内容の詳しいお話を聞けて大変刺激を頂いていました。
その後に伺った、西長堀にある大阪木材仲買会館は、地震と津波対策のためコンクリートが使用されている1階を除き、2階以上はなんと全て国産木材。
木材で大きな会館を建てるにあたり、建築基準の防火性を満たすべく燃えにくい木材を開発・製作されたとの説明を本店でお聞きしており、
その実物が会館内に展示されていたので興味深そうに間近でじっくり見せて頂いていました。
また、今度は意匠設計担当の方から会館の設計・施工にあたっての苦労や工夫、技術面についてお話頂いた後、会館内の見学もさせて頂きました。
竣工から10年以上経つ今も入った瞬間から木のいい香りがしている会館内で、年月を経てまた違った味わいの出る木材のよさ、色合い、さわり心地を含めて見せて頂き、記憶に新しい万博の大屋根リングにも使われ、SDGsの観点からも世界から注目を集めている日本の木造建築技術の「今の技術」を間近で見、各自の興味を広め、深め、そして進路選択の一助にもなったようです。
