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日本とタイの友好の架け橋

アイさん2008.1.8.jpg (留学生アイさん帰国)
  本校にタイからの留学生として研修していたアイさん(本名 アヌグーン プラサート イッサリーヤ)が、この度9ヵ月間の留学を終えて帰国することになりました。
既に「国際理解」のブログで紹介していますが、全校朝礼で〝意欲的に勉学に励み、両国の友好親善に貢献された〟ということで、履修証書をお渡ししました。アイさんは大変な努力家で、得意とする英語や数学についてはほとんどの小テストが満点、漢字についても小学校3年生のレベルにまで到達しました。彼女は最後の挨拶についてもすべて漢字をまじえた文章で準備した上で、実に流暢な日本語で見事に行ないました。この短期間での顕著な成長には目を見張るものがあります。
  帰国にあたって、日本や雲雀丘学園の感想をお聞きしましたが、「学校が美しい」「日本の先進的な技術は素晴らしい」「京都や奈良に行き文化や伝統に触れて感動した」「日本人は優しくて親切である」「日本に来て色々なことを学ぶことができて本当に良かった」と語ってくれました。彼女は将来医者になって世の中に役立ちたいという高い志を持っています。帰国後も研鑽を積み、自分なりの道を切り拓いていくと共に日本とタイとの友好の架け橋になって欲しいと思っています。

  ≪参考≫ タイ国の概要
国土は51万4000平方メートル(日本の約1.4倍)、人口は約6300万人(日本の半分)、宗教は95%が仏教、1932年から立憲君主制、農業就業者は40%、製造業就業者は15%であるがGDPは35%、昨年度(2007年)が日タイ修好120周年、日本とは600年前より交流あり。