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前期(A日程)高校入試を終えて

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  今回の前期A日程の入試には、昨年の715名を131名(18%)上回る846名の方に受験していただき、2年連続で過去最高を更新することになりました。より慎重を期すために、試験当日は国語・英語・数学・社会・理科の担当教員が何度も採点の見直しを行ないましたが、これらはすべて手作業ということになります。
  昨年は試験日が土曜日であったため、当日に採点、翌日(日曜日)にこれらの再点検と基本データの分析、選考案の作成、月曜日に入学者選考会議の開催、合否の決定というスケジュールでした。今年は採点から合否決定までの業務を2日間で行なうことにしたため、採点後の集計作業や選考案の作成は深夜に及ぶことになりました。
  この選考案に基づき、本日(11日)全教員による選考会議を経て合格者を決定しました。今回は新たなコース制の下での3回目の入試ということになります。各教科はこれまでの状況を踏まえて入試問題を作成しているため、会議の冒頭教科毎に出題の意図や結果についての説明をお願いしました。その後、選考案に基づき合否の決定を行ないました。
本年度の前期(A日程)入試の特徴としては次のことがあげられます。
      ①「選抜特進」の希望者が大幅に増加し、倍率が大幅アップした。
      ②受験者総数に占める男子の割合が増加した。
      ③大阪府だけではなく兵庫県からの受験者も増加した。
      ④専願率がアップした。
      ⑤全般的に成績優秀者の比率が増えた。
  更に、専願希望者のレベルが上がり併願希望者との差が縮まったということもあげられます。今回の結果を見ると、すべてが良い流れになっており、本校に対する皆様の期待の大きさをひしひしと感じています。これまで何度も申し上げていますが、本校の学校改革は完成したわけではなく、まだまだ多くの課題があります。
  これから始まる公立高校の入試の結果を待って最終の入学者が確定することになりますが、来年度に向けて更なる教育内容の質・量の充実、教職員の資質の向上に全力で取り組んでいきたいと思っています。