被災地への支援活動~文房具をおくる
本校では、東日本大震災の被災者に対するさまざまな支援活動を行なっています。これまで、生徒会が中心となって校内での義援金募集、宝塚市社会福祉協議会と連携して宝塚駅前での街頭募金を行ないました。その後も、引き続いて校内での義援金募集を続けており、生徒や先生、保護者の皆さんからも協力いただいています。また、先日の卒業式や入学式でも保護者の皆さんからも多くの支援をいただきました。
現在、日本だけではなく海外からも支援の輪が広がってきていますが、今回の震災に対しては、継続した取り組みが必要です。これから本校においても被災地の要請に応えて支援活動を続けていく予定です。
さて、今回、宮城県の名取市で救援活動を推進されている方から、子どもたちの文房具が足りず支援して欲しいとの要請がありました。これを受けて、本校では先日の修了式の際に震災の生々しい状況を伝えてくれた、東北大学生の I さんが窓口になって文房具を提供する活動をスタートさせることにしました。そして、昨日の始業式で全校生に文房具支援のための具体的な話をしていただきました。名取市は仙台市の南に位置していますが、震災で亡くなられた方は840名超、行方不明者は約1000名、避難者は1400人超となっています。学校では新学期を迎えていますが、教材も文房具も圧倒的に不足しており、特に「シャープペンシル」「シャープペンシルの芯」「小学生用のノート(大学ノートではなくマス目の入っているもの)」があれば是非提供して欲しいとのことです。また、鉛筆削りが無いため鉛筆が使えないようですので、ご家庭で使っておられない手動式のものが等あれば是非提供してください。
宝塚での街頭募金