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3学年の学年懇談会

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 立冬が過ぎました。校庭の大きなイチョウはまだ青々とした葉を一杯つけていますが、他の木々の葉は色づいてきているものもあります。芝生は休眠状態に入ったのか、色が変わってきています。今年の紅葉は少し早いといわれていますが、まだまだこれからという感じです。紅葉の季語は秋、暦の上では冬です。
 きょうは中学1・2年生、高校1年生の3学年が学年懇談会を行いました。多くの方に参加していただけるように土曜の午後を設定しますので、どうしても学年が重なってしまいます。兄弟、姉妹がある方には、忙しい思いをさせることになり申し訳ありませんでした。学年の後半から新学年に向けてのそれぞれの課題を共有し、協力をお願いする大切な懇談会です。いつも多くの方に参加していただき感謝しています。
 中学時代の大きな課題は「自立」です。我が子の「自立」をどう手助けするか、手を差し伸べるところと我慢するところの兼ね合いが難しいところです。学校生活においても、我々教師が苦労するところでもあります。絶えずこの課題を念頭に置いて、いろんな取り組みを進めていくことになります。また、この時代には、読書や好きな教科はもちろんのこと、クラブ活動など夢中になれることを見つけて欲しいと考えています。これが、「自立」に向けての鍵になることもあります。そのための仕掛けや仕組み、出会いをたくさんつくっていきたいとも考えています。
 四季のある日本では、春夏秋冬、最後の季節になります。しかし春を迎えるための準備の季節とも考えられます。厳しい冬を乗り越えてこそ、素晴らしい春を迎えることができます。