高校B日程志願者確定
高校B日程入試の出願をきょう締め切りました。選抜特進64名(39名)、特進3名(5名)の計67名(44名)になりました。( )内は昨年度の志願者ですので、今年は昨年より23名増になりました。
B日程入試ですから、本校ではA日程にあたる9日に実施された入試を受けた受験生も志願されています。結果の良かった方もおられると思いますが、残念な結果になった方も多いと思います。入学試験というのは難しいもので、必ずしも実力通りの結果がでないということは入試を実施しているものの立場からしても、ひしひしと感じます。結果だけに捉われず、自分の目指す方向をシッカリ見据え頑張ってほしいと思います。
学生時代はかなりの落ちこぼれで、学生時代の学業報告に「科学者になるという考えを彼は持っていると思う。これは全くばかげている」と書かれ、一度科学から離れたが、大学でかつての夢に再び取り組み成功したという人もあります。また、手術も不得手で他の医師が30分で終わる手術に2時間かかったということもあったそうで、臨床医から基礎研究に転換され、失敗の連続、挫折を乗り越えた方もあります。前者はiPS細胞でノーベル賞を受賞されたガードン博士で、後者が山中教授です。
今までにいくつかの入試を経験してきた人もあるでしょう。これまでの結果はどうあれ、今回のB日程入試を単なる一つの受験機会と考えず、縁あってここに来ることになれば頑張るんだという気持ちで、最善を尽くして受験に臨んで欲しいと考えています。