全国高校将棋新人大会ベスト16
 全国の高校1・2年の将棋部員が集う第22回全国高文連将棋新人大会が、北海道函館市で開かれています。昨年行なわれた第37回兵庫県高等学校総合文化祭将棋部門個人戦で、高1の男子がA級優勝を果たし、この大会への出場資格を得ていました。将棋で全国大会に出場するのは、本校では初めてのことです。
 試合開始とともに顧問から大会の様子が私の方に報告されてきました。宮崎、静岡などの代表を破り無傷の4連勝で予選リーグを一位で勝ち上がり決勝トーナメントへ。決勝トーナメントの一回戦を勝ち、二回戦へ駒を進めましたが、愛媛の選手に破れベスト8はならずとのことでした。全国の1・2年生の強豪が集う大会で入賞こそ逃したもののベスト16に1年生が入ったことは立派なものです。来年度の大会が楽しみになります。
 今回の将棋部やギター・マンドリン部の全国大会出場、女子テニスで中3が国体出場に中牟田杯全国選抜ジュニアテニス(U15)優勝と、今年は全国を舞台に活躍する場面が多くありました。部活動だけではありません。日本生物学オリンピックで銅賞や日本ジュニア数学コンクールで大賞を受賞するなど学びの分野でも活躍がみられた年になりました。
 中学・高校時代に、得意な分野や「このことなら時間や労力を惜しまずに打ち込める」というものをとことん追求するという経験が必要だと、私は考えています。「一点突破」という言葉のように、この経験が学びを含めたすべての生活の場面で自主性や積極性を発揮し意欲的に取り組めるように、局面を転換させてくれると確信しているからです。
 高校A日程入試の出願が締め切られました。選抜特進876名、特進243名の計1,119名となりました。左グラフのように平成19年の高校改革後、右肩上がりで志願者が増加してきました。過去最高を記録した昨年のA・B日程合計志願者数が1,047名ですから、今年の志願者数はA日程だけで昨年を上回ったことになります。内訳を見ますと、年々選抜特進を志望する受験生が増加していることがわかります。本校の改革第三ステージ(高校からの募集は選抜特進のみ)へ向け選抜特進の募集定員を増やし、その分特進の定員を減らしてきたことが反映していると言えます。折れ線グラフは入学者をあらわしています。志願者の増加の割合に比べると入学者はそれほど大きく変動していません。今年はA日程で選抜特進80名、特進20名の計100名募集になっていますので、両コースとも10倍を超える倍率です。入試は年々厳しくなってきていることがお分かりいただけると思います。
 
 
 
 きょうは兵庫県の私立中学校が一斉に入試を行ないます。本校は前期A日程入試です。一段と冷え込んだ朝となりましたが、多くの塾関係者が激励のため出迎える中、保護者とともに多くの受験生がやってきました。
 平成25年度の寒稽古は、きょうの高校二年生の部で終了です。きょう1月17日は阪神・淡路大震災から19年を迎える日でもあります。30数年続いているこの寒稽古も、ただ一度だけ実施できなかった年が19年前です。参加者全員で黙祷した後、稽古を始めました。高校二年生ですから、中学から入学した生徒で5回目、高校から入学した生徒で2回目となります。柔道着や剣道着に防具を着けた姿は中々のもので、所作はもちろん技術的にもシッカリしたものがありました。学園生活最後の寒稽古となりますので、他学年より少し早く稽古を終わり、卒業アルバム用の写真撮影を行いました。例年以上に寒さの厳しい寒稽古となりましたが、怪我なく無事終えることが出来ました。この間、多くの先生が教室やグランドで見る普段の姿とは違った生徒の様子を見ることが出来たと思います。
 
 
 
 

 中学入試の願書受付が再開されました。今日現在の出願数は前期A日程232名(一貫201名・発展31名)、前期B日程241名(一貫229名・発展12名)、後期42名(一貫40名・発展2名)の計515名(一貫475名・発展45名)となりました。前期日程は9日、後期日程は21日までが出願期間となっています。