健闘!エコノミクス甲子園
先週日曜日(12月13日)、池田泉州銀行で「エコノミクス甲子園兵庫大会」が開催されました。
県内の有名高校が2名ずつペアを組んで出場、「金融知力」を争います。「金融知力」とは「世の中はどのような金融経済の仕組みで動いているかを理解し、夢の実現と生活防衛のために生かす力」とのことです。
「エコノミクス甲子園」で雲雀丘学園チームは大健闘、2位、3位を獲得しました。決勝戦は灘高校でした。灘高校とは同点になりましたが予選での成績が影響し、残念ながら優勝を逃しました。一昨日、2位、3位チームの4人が校長室に来ました。事前の猛特訓の成果が実ったようです。「勉強していたところがうまく当たりました」と謙遜しながら勝因を語ってくれました。少し日本経済の状況について話しましたが、質問に対して的確に答えてくれ、さすがによく勉強していると感じました。
教科書の勉強だけでなく、日々刻々変わる経済情勢を勉強していくことは極めて大切なことと思います。ましてや自ら興味を持って現状を分析し、動向を占うようになれば経済学の力が大いにつくものと思います。早速、今回の出場メンバー10人で来年3月末の日本の株価、為替などを予測する競争をしようということになりました。この競争には私も担当の先生も加わります。出し合った予測値をもとに、生徒と一緒に議論できることは今から楽しみです。
昨日、アメリカ中央銀行は9年半ぶりの利上げを発表しました。この結果世界経済は、日本経済はいったいどのように展開していくのでしょう。こんな議論も生徒たちとは話し合ってみたいと思います。もちろん、来年の「エコノミクス甲子園」で「打倒!灘高」を目指すことは当然のことです。