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2016年年頭に当たって

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 新年あけましておめでとうございます。皆様、良き新春をお迎えになったこととお喜び申し上げます。今年の正月は穏やかな日が続き、3月から4月にかけての暖かさとなりました。私は元旦の朝、初日の出を見に羽田空港近くの「天空橋」というところまで出かけました。ここは多摩川の河口にあって周りに遮るものがないこと、またうまく場所を確保できれば、大鳥居の間から昇る初日の出を拝むことができることを人づてに聞いたからです。家族を誘いましたが、残念ながら私のような敬虔な気持ちは持ち合わせていませんでした。で、冒頭の写真がその時の「初日の出」です。ご覧いただきたいと思います。

 穏やかな正月とは裏腹に、サウジアラビアとイランの国交断絶、世界的な株価の下落などの大きなニュースが年明けから飛び込んできました。昨年から続くイスラム国の問題、中国経済の動向などと重なって、今年の世界はますます行く先が不透明になってまいりました。
2016年はまさに混沌の年と言っていいのではないでしょうか。日本では今年5月に伊勢志摩サミットが開催されますが、日本の果たす役割も極めて大きなものがあると思っています。

 私たちの教育界も数々の課題を抱えています。生徒数の減少と相まって学校間の競争は一層激しくなってきます。大切なことは教育内容の充実です。他校にはまねができない雲雀丘学園の良さというものを出していかねばなりません。同じことをしていたのでは取り残されてしまいます。教職員の皆様には、変革を恐れず常に改革の精神で日々の業務にあたっていただきたいと思います。

 私は昨年4月、学校長就任時、まず最初に教職員、生徒の皆さんに「挨拶の徹底」をお願いしました挨拶のレベルは随分上がっているとは思いますが、私は何としても「笑顔の挨拶」が飛びかう雲雀丘学園にしたいと思っています。

 「1年の計は元旦にあり」「1日の始まりは挨拶にあり」です。1月8日には始業日です。学園は明るい新年の挨拶から始めましょう。それを継続しましょう。それには先生方の辛抱強い指導と、実践が大切です。

 雲雀丘学園は今年66周年を迎えます。5年ごとに歴史を区切るなら今年は2020年の70周年に向けての最初の年になります。みんなの力を合わせて素晴らしい学園にしようではありませんか。