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雲雀っこが奇跡を起こした

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私には奇跡に思えました。本年度リーグ戦、過去2度戦って2敗、それも1セットも取れずの完敗です。バレーボール・V・プレミアリーグリーグ最終戦。雲雀丘学園が応援するサントリーサンバーズVS豊田合成トレフェルサの試合が一昨日の2月7日、大阪市中央体育館で開催されました。豊田合成は現在リーグトップの強豪、わがサンバーズは7位と低迷しています。

 雲雀丘学園の大応援団はバレーボール部、野球部、水泳部、放送部を中心に107名で構成、スタンドに大きく陣取っての声を嗄らしての必死の応援を展開しました。柳田、エバが次々と強力なスパイク、サーブを決め、ゲームは最初からサンバーズのペース、危なげなく第1セットを取りました。しかし今シーズンの戦いぶりを見ていると、いずれはやられるのではといった不安感もよぎります。それでも、第2セットはやや接戦となりましたが、ここを制すると、第3セットは雲雀丘の応援団を中心に館内はサンバーズの応援一色、まさに選手と一体となって敵を圧倒、あれよあれよというまま、難なく制してしまいました。

 サンバーズが勝つと思っていた人はほとんどいなかったと思います。サンバーズは過去何度もVリーグを制しています。昨年日本で開催されたワールドカップでも日本代表を4人も送り出しているにもかかわらず、今シーズンは出だしから調子が出ず、七不思議の一つさえ言われていました。事実、今日の勝利はありましたが、残念ながら下位リーグとの入れ替え戦に出場します。

 今日の勝利は毎年、サンバーズから直接指導を受けている雲雀丘学園バレーボールチームが中心となり応援を繰り広げましたが、その応援に眠っていた太陽鳥(サンバーズ)がめざめ、羽ばたいたものと私は確信しています。生徒には何事もあきらめてはいけないこと、予想できないことも起こるんだということも分かったと思います。

 なおこの試合の後、本校放送部がサンバーズのジルソン監督、栗山主将、金子副主将にインタビューを行いました。放送部のメンバーもいろいろ勉強になったと思います。