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2010年05月28日

“やりたいこと”って・・

 中間考査も無事終わりました。結果については悲喜交々でしょうが、ひとまず終わった!
 さて、今日はトピックではなく、個人的な雑感ですが、参考になることもあるかなあと思うので書いてみます。
 中学・高校のころのことを思い出すと、いまどきの人たちほど、あんまり何も考えてなかったなあ・・というのが実感です。ひところ“自分探し”ということがよくいわれましたが、普通の高校生は高校生活が楽しくって、まだ何も考えてない!という人も多いでしょう。
 私のことを振り返ってもフラフラしていました。中学時分から外国映画が好きになって、ロードショウじゃなく、名画座みたいなところで1日4本(2本×2軒)見たりして、なんとなく英語を生かした仕事がしたい、と思っていました。いわゆる“映画評論家”ですね。映画の脚本など買ってセリフ言ってみたりして…でも、それに必要な努力をしなかった。単語覚えるとかね。で、高校になって英語の成績は低迷してるしなあ…と思っているころ、かわりに歴史小説にひかれていきました。
 歴史小説を読み出したきっかけも中3の時、テレビドラマで「徳川家康」(主演は北大路欣也:ドコモのお父さんの声ですね)を見てからで、山岡壮八の原作を買ってもらって読みました。高校になると手当たり次第になんでも読んだけれど、当然司馬遼太郎にいきつきました!つぎつぎ読んでいくうちに、すっかり歴史にはまって、それがどう職業に結びつくかなどということは考えもせず、大学では日本史をやろう、と決めてしまいました。
 で、好きなことをやっているうちに、学校の教員になってしまいました。「先生」になりたいなんて、思ったこともなかったのですが・・・ 
 いまでも、ときどきあのまま英語をやっていたらどうだったかなあと思うことがあります。中3の時に「徳川家康」に出会わなかったら・・・と思う時もあります。
 先生になろう、なんて思わなかったけど、やってみたらけっこう自分にあっていたようです。
 みんなが“やりたいこと”をみつけて、“やりたい仕事”につくことができたらそんな幸せなことはないけれど、希望どうりの道でなくても、そこにふみとどまって自分の道をみつけていくことも、一つの生きかたでしょう。まだ、自分の道が見つからない…とおもっている人も焦らずに、ゆっくり考えてください。(美)

2010年05月26日

ファイン・システム講習会開催

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本日は授業のない中間考査期間を利用してファイン・システムの講習会が開催されました。

ファイン・システムとはコンピュータを利用してさまざまな学習指導・進路指導を行うことができるプログラムのことで、ベネッセの担当者の方から高校1年生と2年生の担任の先生を中心にこのシステムの有効な利用法について説明していただきました。今後の学習や進路指導に、また保護者懇談などにこのファインシステムが大いに活躍してくれることを期待しています。

2010年05月21日

学習人材バンク

 本学園では生徒のキャリア教育のため平成14年度より「学習人材バンク:雲雀丘学園ネットワーク」を推進しています。これは、中学3年生の「職業人インタビュー」と高校1年生の「職業人に学ぶ」等の企画のための人材バンクです。 毎年、多くの保護者や卒業生の方にご登録いただき感謝しています。また、登録手続きに際しては、同窓会「告天子の会」にお世話になっています。
 生徒たちが、専門的な知識や技術を有して働いておられる保護者・卒業生の方と出会い、その職業観を学ぶことで自己実現に向けて学習意欲の向上を図ることをねらいとしています。
 「職業人インタビュー」は7年目、「職業人に学ぶ」は8年目を迎えますが、事後アンケートでは「よかった」「役に立った」「感激した」と、未知の世界に触れた新鮮な驚きと率直な感想が寄せられています。
 本日、「学習人材バンクへの登録のお願い」を全校配布しました。今年もご協力の程よろしくお願いします。


2010年05月13日

『卒業生の声』を聴く。~ただの自動車好きが描いた大きな夢~

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先日来ブログで紹介していました卒業生のN君が今日来校し、現役後輩諸君に話をしてくれました。自分が自動車好きであったことから慶応大学の電気自動車研究室を目指して入学し、それからの活動を熱い口調で語ってくれました。

研究室に入ったことで自動車開発の現場を体験できたこと、いままであこがれだった多くの関係者に出会えたこと、自動車に乗る側だったのが作る側に立っていろいろな知見が得られたこと、EVタクシーコンペで研究室が優勝し、そのことで経験したことなどを話してくれました。ただ綺麗な物を作るのではなく、デザインする物がもつ意義をすべて考え、その中からコンセプトを明確にしてデザインしていくことの大切さや、自分の考えたデザインが実際に形になっていくことの喜びなど、夢が形になっていく過程を熱く語りかけてくれました。

彼がプレゼンテーションの最初に示してくれた言葉はこうでした。

「自分の人生を、よい自動車社会を作ることに捧げる。」

高校時代、慶応AO入試を受験するにあたり、志望理由を真剣に考えた結果、思い至ったことだそうです。それまでただの自動車好きでしかなかったのが、慶応大学電気自動車研究室と出会ったことで自動車を通じて『よりよい社会を作ること』に夢が広がり、人生を通じての志となったのだと思いました。

「自分の好きなことをした方が絶対楽しい。」

これが後輩達に伝える最後のメッセージでした。自分の好きなことを真剣に考え、それを追求していくことで道が開けるのかもしれません。自分の夢を実現させていく力強さを感じる時間でした。

N君に感謝。これからの更なる活躍を楽しみにしています。

2010年05月12日

大学入試説明会、始まる。&明日、『卒業生の声』。

 連休、体育大会が終わり、通常授業が久しぶりに行われるようになりました。気づくと定期考査目前となります。注意しましょう。
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慶應義塾大学電気自動車研究室HPから
 さてさて、高校3年生は思い出のエンカレを終え、燃え尽き症候群にはなっていませんか?精一杯、団結したそのエネルギーを受験へのモチベーションに変換させ、全員で合格に向かっていきましょう。
 このところ、毎日のように各大学から入試説明会の案内が送られてきています。6月7月になると、あちこちの大学でオープンキャンパスが開かれ、受験ムードも高まってきます。今後、3年生の先生方を中心にいろいろな大学の説明会に出向き、次年度の入試の情報を得てきます。それらを進路指導部で取りまとめ、みなさんに提供できると思います。
 明日、先のブログで紹介しました慶應義塾大学の四回生(電気自動車の彼です。)が来校し、みなさんに話をしてくれます。午後4時30分から60ホールで行いますので、奮って参加してください。志高く、熱い想いで研究する卒業生の声を是非、聴きに来てください。

2010年05月09日

体育大会がおわったら

―高校3年生講習授業開始―

感動の体育大会のあとは,勉強だ―。

体育大会では素晴らしい競技,演技を見せ,多くの人に感動を与えた高校3年生。受験生でもある彼らの次の目標はもちろん「受験勉強」。さっそく火曜日からは早朝,放課後の講習授業が始まります。

この講習授業では,基礎から発展まで全28講座を開講。授業内容の定着,入試問題を使用した実践的な内容まで,様々な授業が展開される予定です。この講習授業にのべ600人を超える生徒が受講登録をしました。

入試に限らず,何ごとも「けじめ,切り替えが大切」と言われます。体育大会で見せたあふれるエネルギーをこの講習授業にぶつけてほしいと願っています。

2010年05月06日

同じサービスでも異なる料金

―全国学力学習状況調査から―

康平さんの所属するテニス部ではオリジナルTシャツを作ることにしました。そこで,無地のTシャツを持ち寄って,店にプリントを頼もうとしています。次の表は3つの店の料金をまとめたものです。

カラー工房=Tシャツ1枚につき200円です。
パレット印刷=製版代が3000円で,Tシャツ1枚につき100円追加されます。
染め屋=Tシャツ60枚までは何枚でも8000円です。


4月20日,全国の小中学校で「平成22年度全国学力学習状況調査」(国立教育政策研究所)が実施された。冒頭の問題は,同調査で出題された問題(中学数学B)である。翌日の新聞紙上でこの問題に目がとまった。

高速道路のETC割引,家電量販店のポイント制度など,今では同じサービスでも時期,方法によって料金が変わることが少なくない。ETC割引では,ほんの数分の違いで数千円も料金が異なることも―。このような社会のなかで消費者は,料金の仕組みを十分理解して,より賢明な利用が求められているのだろうか。

数学は「社会に役立たない」と思われていることが少なくない。単純化した例ではあるが,冒頭のような問題を数学的に考え,それに基づいて消費行動をすることは,サービスが複雑になっていくこれからの時代,必要なことなのかもしれない。この問題は,3つの店の料金とプリントするTシャツの枚数の関係をグラフに示し,どの店を選べばよいか考えさせる問題へとさらに発展していく。

同調査は,成績の公表,全数調査か抽出調査かなどと教育行政面での報道ばかりが目につく。しかし,われわれ教育現場に身をおく者として,出題内容をよく検討し日々の授業に活かしていきたいと感じた。 (寿)


参考
国立教育政策研究所

2010年05月01日

明日から連休ですが・・・

 高速道路の渋滞予告が報道されるなど、世の中は「お休みモード」のようですが、受験生の皆さん、ここはじっくりと足下をみつめる4日間を過ごしてください。
 この春、京都大学法学部に現役合格したE君は合格体験記の中で次のように書いています。

「受験生のみなさんにやってほしいことは、継続することです。例えば、1日おきに4時間勉強するより、毎日2時間勉強する。勉強する習慣を身につけ、自らが学習しない日があれば、落ち着かなくなるようなリズムを得てほしいです。
 何を継続するべきか。1番大切だと思うのは復習です。復習といっても、模擬試験、学校の定期テスト、日々の学習などさまざまなものがありますが、復習できるものは全て復習してください。その場だけで全て理解できる人はいわゆる天才で、その場で理解していても日が経つにつれ、忘れていくのが当たり前だと思います。だから、復習をして、その内容を定着させて初めて、先に進むことができると思います。」

 今年から3学期制になって、5月24日から中間考査が始まります。受験生でなくても、4月の学習内容の復習はたっぷりあるはずです。有意義な連休をお過ごし下さい。
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