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2017年07月31日

サントリー研究者体験第1ターム終了

7月24日(月)から5日間の日程で行われていた「サントリー研究者体験2017」の第1タームが、28日(金)に無事終了しました。参加した生徒たちは、それぞれに与えられた研究テーマを、担当していただいた研究員の先生方と熱心に朝から夕方まで取り組みました。最終日の午後からは、各自が取り組んだテーマについて10分の発表を行い、先生方からアドバイスや感想をいただきました。大学のゼミのような緊張した空間でした。その後、サントリー生物有機科学研究所の佐竹先生から30分ほど研究発表の総括とこれからの高校生活の心構えなど貴重なお話しを伺いました。生徒たちにとって、この体験は今後の高校生活にとって有効なものになるに違いありません。彼らの研究テーマです。
1.ペプチドホルモンのアミノ酸配列の決定
2.ペプチドホルモンの遺伝子の増幅と配列決定
3.ペプチドホルモンが結合する受容体の決定と活性の強さの算出

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2017年07月25日

Academic Summer in 徳島大学

今年度最初のAcademic Summerとして,徳島大学蔵本キャンパスに来ています。こちらのスキルスラボと薬理学研究室で,医学科への進学を志望している高校生4名が臨床体験や研究体験をさせていただきました。

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スキルスラボは臨床実習の前に器具をつかってさまざまな体験をシミュレーションする施設です。ここでは岩田先生に聴診器の使いかたや手の洗浄,傷口の縫合,腹腔鏡手術で用いる鉗子の操作などを教えていただき,体験しました。
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薬理学研究室では,石澤先生に神経伝達物質であるアセチルコリンによって律動する腸管平滑筋を用い,抗コリン作動性薬物であるヘキサメトニウムやアトロピンを前投与したときの影響をみる実験を見せていただきました。

夜には徳島大学医学科に在籍している58期生にきてもらい,医学科を目指すためのアドバイスなどを話してもらいました。試験中であまり睡眠時間も取れていないようでしたが,1時間以上質問に答えてくれました。明日は,玉置先生から「医学科を目指す高校生へ」というテーマで講話をしていただきます。また,自身がMD-PhDコースの1期生でもある石澤先生からライフデザインについてのアドバイスもしていただく予定です。


2017年07月24日

サントリー研究者体験

サントリー研究者体験1日目です。さすがサントリー、立派な建物です。少し緊張している人もいるようですが、みな期待とわくわくに満ちたいい表情をしています。短い自己紹介と説明を経ていざ体験。まず説明を受けている班もあれば、早速器具を使って試料を取り出している班も。こちらはペプチドの培養の準備をしています。難しい専門用語が飛び交う中、みな非常に集中して実験しています。
本日全体説明をしてくださった村田さんの言うように、わからないことはその場で聞く、ということを徹底して5日間がんばってください。
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2017年07月20日

合格体験記から

夏休み直前特集
この春大学に進学した先輩方はどんな夏休みをすごしていたのでしょう。
【何をしていたか】
☆ 夏休みにかけては英語と数学、国語に全力を注ぎ、自分の苦手分野を克服することが大事だったのではないかと思います。
☆ 高3の夏までは、とにかく苦手分野をつぶしていき、基礎を固める。そうしたら夏休みに色んな問題に取り組みやすい。
☆ 夏休みは、学校の講習の予習復習をして、英数国を完成間近までもって行き、同時並行で理科・社会を少しずつ始める、という形でした。

【どうしていたか(勉強計画の立て方)】
☆計画は一週間単位、自分の能力の7割分をリスト化し、消化する。
☆日ごとに勉強計画を立てる。

要は自分にあった方法ですね。長期的な計画を立てるのが苦手なら,一日単位。
「その日にやる量を予め決めることで、終わりが見えて、やる気が保てたと思います。」というコメントも納得ですね。これは高校3年生だけに限ったことではありません。何をするかを決めてからこの夏は過ごしてください。
 そうはいっても受験勉強は計画通りにはなかなかできないもの。「夏が終わった時、想定していた分量の三分の一ほどしか消化できていなくて落ち込みましたが、「充実していた」と感じられていれば問題ないと思います。」

最後に経験してきた先輩だからこその厳しいお言葉
「あと〇ヵ月というとまだ時間があると思いがちですが、すぐに時間は流れます。気持ちはわかりますが、ケータイを触っている時間、テレビを見ている時間はもったいないです。あの時こうしていたらなどという話をしている暇はありません。」
「12月までは“ここまでやってきたんだから絶対大丈夫”と思えるまで勉強する。」

さあ,あなたはこの夏をどう過ごしますか?

2017年07月19日

夏期休暇を前に

 夏期休暇がいよいよ始まります。昔の夏休みとは違い、休みの期間もずいぶん短くなりました。講習などを受講していると、矢のごとく時は過ぎてしまいます。
 焦らず、地に足付いた計画をたて、やった気になる勉強ではなく、自分の問題点がしっかりと把握できて、二学期の勉強が改善できる実のある夏休みを過ごしてほしいものです。
 先輩のアドバイスが詰まりに詰まった「合格体験記」を配布していますが、御覧になりましたか。タイトルで気になるものは、じっくりと読んでみてください。この夏の過ごし方のヒントが見つかるはずです。
 高校3年生にとっては、高校生活最後の夏期休暇です。本当に一生懸命勉強に向き合えば、できていないところが、山のように見えて来ます。そのことにへこたれていてはいけません。わかっていなかった自分を知ったことは大進歩。次へのステップです。
 それぞれがそれぞれに今できることを精一杯成し遂げて、新学期を迎えてほしいと思います。

2017年07月12日

高校生に合格体験記を配りました

この春、大学に進学した卒業生が,後輩のためにと合格体験記を書いてくれました。高校1,2年生向けと高校3年生向けの2冊に編集しました。
今日のロングホームルームで担任の先生から配ってもらいました。先輩の思いがぎっしり詰まった合格体験記を読んで、その思いを受け止めてください。
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2017年07月08日

中学進路説明会を開催しました

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本日は、午後より中学生の保護者を対象とした「中学進路説明会」を行いました。中学1年生から3年生まで、約250名の方々の参加がありました。学校長からの挨拶のあと、進路指導部長より、大学入試の現状、平成29年度の進学状況、合格実績、さらに、現役生の国公立大学・難関10国立・首都圏難関・関関同立の合格実績など、きめ細かな分析がなされました。つづいて、大学入試改革に関する動向についての分析、それらを踏まえて、いま、中学の時期にさせておかなければならないことについて進路指導部長よりお話しさせていただきました。中高一貫校の本校にとって、中学生の段階から大学入試を見据えることはたいへん重要なことです。資料を配付させていただいております。ご不明な点がございましたら、進路・担任までご質問下さい。

2017年07月07日

難関校受験説明会

今日は期末考査最終日でしたが、午後より高校3年生を対象に、難関校受験説明会を行いました。東京大学、京都大学、大阪大学、及び医学部医学科志望の生徒が76名参加しました。
説明会では、谷川先生が理系を、守本先生が文系中心に話され、参加者は熱心に聞き入っていました。
この時期は、浪人生と同じ条件での模試などで、模擬試験の判定に悲観することなく、いま自分がすべきことを点検し、志望校に向けてひたすら努力することの必要性を、卒業生の例などを具体的に挙げられて力説されていました。
これを一つの契機として、目標達成に向けてさらに努力を積み重ねてもらいたいと思います。

2017年07月04日

1学期期末考査がスタートしています!

7月3日(月)から,1学期期末考査が始まりました。中学1年生から高校3年生までの生徒たちが、5日間の長丁場、テストに臨みます。今日は、高校2年生の英語の試験監督を担当しましたが、生徒たちは真剣そのものに、時間ぎりぎりまでテストに立ち向かっていました。定期考査対策をきっちりと行い基礎学力を定着させることは、当然ながらセンター試験やその他の大学入試にも繋がっていくものです。つまり、普段の授業や定期考査を大切にすることは、将来の進路実現を果たすうえで、とても重要であるといえます。コツコツと頑張っていきましょう。