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新着図書紹介 6

逃げない ~13人のプロの生き方 /小松成美 (産経新聞出版)
 時代を懸命に走っている人たちに話を聞きたかった」そんな小松さんが選んだのは、年齢もジャンルもバラバラな、横綱・白鵬、サッカーの香川真司選手、渡辺謙さん、中村勘九郎さんなど13人
 東日本大震災後に「心が折れない人たちの思いに迫まるノンフィクションを書きたい」と始めたものです
 宇宙飛行士の野口聡一さんは正式に出発が決まった時、遺書を書いたそうです
 プロデューサーの秋元康さんは「壁は無理に乗り越えなくていい、右か左に行けば低くなっていたり、途切れているかもしれない」そんなふうに発想の転換をしてきたといいます
 困難に立ち向かうとき、言い訳したり、開き直ったりせず、自分の居場所から決して逃げない。諦めずに前を向いている。そんな生き方だからこそプロフェッショナルといわれるのでしょうか


値段から世界が見える! ~日本よりこんなに安い国、高い国/柳沢有紀夫 編 (朝日新聞出版)
 イギリス:210円 イタリア:120円 ケニア:20円 インド:8円 オーストラリア:360円 韓国:78円。そして日本130円(JR) これらは、すべて電車(バス)の初乗り運賃です
 他にもアメリカ、中国、スペイン、ペルーなど20か国に長期滞在している20名の日本人が生活にかかるお金や、その国ならではのお金の使い方をレポート。共通基準としてビックマックや牛乳、トイレットペーパー1ロール等を比較しています
 たとえば、25歳以下の若者の2人に1人は失業中など深刻な社会問題を抱えるスペイン。食料自給率80%で食べるのに困らないし、仕事はほどほどでいいよ。国民性もあるのか日々の生活に退廃感は感じないと話します。イタリアやオランダなどのEU諸国はポジティブ思考な国が多い?

 たとえば、豊かとは言えない国の人々ほど見栄えを気にする「そんな豪華な結婚式!?見栄えを気にしてる場合じゃないだろう!」と思うけれど、見栄え(プライド)を気にしなくなったらおしまいなのかな、と編者の柳沢さんは思います
 物の価格を比較しながら、その国の税金システムや福祉、医療、国民性なども見えてくる1冊