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2014年10月31日

雲雀の読書家Selection

 -貸出冊数の多かった人達におすすめ本を選んでもらって、ポスターにしようと思うんやけど。タイトルはなんてつけよう?
 -『雲雀の読書家Selection』は、どうですか?
そう提案してポスターを作ってくれた高2生。そして中3生の皆さん、ありがとう。

 <中学生編>
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 <高校生編>
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          4枚のポスターは読書期間中、60ホール前に展示しています 
       
 中学生では、4月からの半年で図書室から50冊以上の本をかりた人が15名。その中の3名は100冊を越えていました。

2014年10月29日

ひばりの図書室 配布しました

 ひばりの図書室10月号、配布しました。
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 いつもは先生方に配布をお願いしていますが、今月は読書週間中なのでイベントの告知も含め図書委員にお願いしました。昼休みに集まってもらい副委員長から告知してほしい次の3項目があげられました。
 今日の終礼では、うまく伝えられたかな?

①今年もやりますスタンプラリー ~読書週間杯
  10分類された本の中から、7つの分野を読んでスタンプを集めよう。
  スタンプ7つでオリジナルブックカバーを進呈。
  今年はどんなデザインでしょう? お楽しみに。

②雑誌のバックナンバーと映画告知用のポスターあげます会。
  雑誌は11/1(土)4限目終了後に図書室にて「あげます会」開催。
  ポスターは今日より希望をきいています(希望者多数の場合は抽選)

③ひばりの読書家のおすすめ本
  貸出利用の多い人たちに、おすすめ本を選んでもらいました。
  選ばれた本はポスターにして、期間中60ホール前に展示します。

 終礼後、早速スタンプラリーのエントリーカードを取りに来る人、ポスターの希望者などでカウンターは大混乱でした。ふう・・・。

2014年10月28日

めくるめぐる本の世界

今年も読書週間が始まりました。
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 終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、第1回『読書週間』が開催されました。そして現在、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
 いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。
 暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。
  また『読書週間』が始まる10月27日は「文字・活字文化の日」に制定されています。                        (読書推進運動協議会 HPより)

                          
 今年は68回目を迎えた読書週間の標語は 『めくる めぐる 本の世界』 です。
明日からイベントも始めます!                         

2014年10月23日

準備中

 昨日の全校朝礼で、文化副委員長から告知してもらいましたが、来週から読書週間が始まります。イベントの詳細は、来週配布の図書だよりで!
 
 今年は掲示物も作っています。貸出ランキング上位の人達から、おすすめの本を選んでもらいました。図書委員と有志で大きなポスター作製中です。

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      アインシュタインと芥川龍之介も登場?!

2014年10月18日

ノーベル平和賞

 今年のノーベル平和賞は、子どもや若者の抑圧に反対し、すべての子どもの教育を受ける権利のために闘っている二人に贈られました
 ひとりはカイラシュ・サティヤルティさん。ガンジーの非暴力の伝統を守り、児童労働の根絶に取り組むインドの活動家です。
 そしてもうひとりは、パキスタン出身の17歳、マララ・ユスフザイさん、以前にこちらでも紹介しました。→Because I am a Girl

 パキスタンの、しかも17歳の少女がノーベル賞を受賞するのは初めてのこと。なんと受賞の報告は、化学の授業中に先生に呼ばれて知らされたそうです。マララさんは受賞のスピーチで、自分の起こした行動についてこんなふうに話しています。
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 パキスタンで女の子は、教育が完全に禁じられ、外に出るのもままならないまま13、4歳で結婚するのが普通。でも、学校にも行けず、なりたいものにもなれない、そんな人生を送るのはイヤだった。
 男の子と同じように教育を受けたい、将来の夢を実現させたいと思う強い気持ちで声をあげた。誰も声を上げない時に上げる声は大きく響き、みんなが耳を傾けざるを得ない。
 すべての子どもたちが教育を受け、過酷な労働を免れ、人身売買にあわないですむ権利、幸せな人生を送る権利がある。 最初は自分の為だけに上げた声だったけれど、今は自分の経験を通じて世界の子ども達に、権利のために立ち上がらないとダメだよって伝えたい。
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 2人の母国であるパキスタンとインドは、現在とても緊迫した状況にあります。そして、それぞれがヒンドゥー教とイスラム教をあつく信仰しています。そんな二人が一緒に平和賞を受賞したことは、両国はもちろん、異なる宗教の間にいる人たちへも重要なメッセージとして届く事を2人は願っています。

  大好きな家族の事、母国の事、そして襲撃事件のことが書かれたマララさんの手記 わたしはマララ/マララ・ユスフザイ(学研マーケティング) は世界24か国もの言葉に翻訳されています。
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2人の活動に関連する本やマララさんのノーベル賞受賞のスピーチ全文の掲載された新聞なども一緒に展示しました。 

2014年10月15日

鉄道の日

  昨日、10月14日は鉄道の日でした。

 明治5年(1872年)10月14日に新橋・横浜間に最初の鉄道が開通したことを記念して、10月14日を「鉄道の日」と定め、この日を中心にしてJR、民鉄等鉄道関係者が一堂に会し、鉄道の発展を祝うとともに多彩な行事を実施することにより、鉄道に対する理解と関心を深めることを目的としています(国土交通省HPより)
 
 関西でもJRや各私鉄が色々なイベントを催しているようです。そのあたりはここで説明するより、最寄りの鉄研(鉄道研究部)部員に聞いてみましょう!雲雀の鉄研の歴史は古く、活躍の場も文化祭はもちろん学外のイベントにも参加、代々人気も活気もあるようです。ですから図書室にも色々なの鉄道関係の図書をそろえています。

 ・わくわくがとまらない日本の鉄道77 読んだら乗りたくなる!/鉄道の達人倶楽部(ロングセラー図)
 ・世界の鉄道紀行/小牟田哲彦(講談社)
 ・定刻発車~日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか/三戸祐子(新潮社)
 ・鉄道の謎と不思議に答える本/博学こだわり倶楽部(河出書房新社)
 ・鉄道の顔 国鉄・JRの名車両超細密イラストで楽しむ/石井光智(学研)
 ・東海道新幹線運転席へようこそ/にわあつし (新潮社)
 ・新幹線に乗るのがおもしろくなる本/レイルウェイ研究会 (二見書房) など。

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 手前の2冊はCDジャケットサイズのちょっとおしゃれな写真集です。女子にも人気があります。世界の鉄道Railways、世界の駅(共にパイインターナショナル) 

 そして今年は、東海道新幹線開業50周年。これを記念して50年前に発行されたアサヒグラフ:東海道新幹線(朝日新聞出版)
 が完全復刻で出版されました。コアラのような丸い鼻の「0系」がたっぷり。
東京オリンピックに合わせて開業された当時、すでに時速200キロで走っていたそうです。50年たった現在はなんと時速320キロ。そして、いよいよ北海道にも新幹線が走る日がくるようです。

 そんな新幹線を作ったのは、D51などの蒸気機関車の設計者でもあるエンジニア・島秀雄さん。「新幹線は事故を起こしません。そのように作りましたから」と言いきった島さんと東海道新幹線の誕生秘話を綴った
新幹線をつくった男 島秀雄物語/高橋団吉(小学館)

2014年10月09日

ニュースを味見

 朝日新聞社が発行するYA世代向けの新聞「朝日中学生ウイークリー」が、10月5日号から対象を高校生まで広げた「朝日中高生新聞」に変わりました。

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 一般紙と違い1週間に一度の発行です。その週の話題のニュースや時事問題をトッピクスで紹介する『5分でわかるニュース1週間』 ここでニュースを味見して、興味を持ったニュースをあらためて一般紙で読んでみるといいかもしれません。
 新作の本や映画の紹介をはじめ、話題のキーワードの特集なども掲載されています。
 
 ちなみに、今週号の特集は、MOOC:Massive Online Open Courses(=大規模公開オンライン講座)  これはハーバード大(米国)や東大などが始めている、インターネットを使って誰でも無料で大学の講義を体験できるシステムです。これを利用してモンゴルの15歳の少年が高い成績をおさめ、奨学金を得て米国の有名大学に進学したニュースが先日話題になりました。
 そして、もう一つの特集は「壁ドン」 ・・・壁ドンにも定義があるようです。

朝日中高生新聞は、ファイリングしてカウンター横に置いてあります。

2014年10月07日

ノーベル賞の前に

 今年もノーベル賞の季節がやって来ました。現在は、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞の6つがあり、これから随時発表されます。今週はノーベル賞週間週。今年は日本人の受賞者がでるのでしょうか?

 そんなノーベル賞に一足早く発表されるのが、イグ・ノーベル賞( Ig Nobel Prize)。今年も先月18日、こちらは米国・マサチューセッツで授賞式が行われました。(本家ノーベル賞は、ストックホルムとオスロです)
 イグノーベル賞は1991年に創設、裏ノーベル賞とも言われ人々を笑わせ考えさせた研究や業績に贈られます。ノーベル賞と違って申請できる人物の資格は「不要」、そのうえ自選他薦どちらでもOKなので年々ノミネート数は急増しています。
 
 そんななか今年の物理学賞を受賞したのが馬渕清資さん(北里大学)。日本人の受賞は8年連続です。研究テーマは「バナナの皮を踏むとなぜ滑り やすいのか」
 
 マンガなどで見かける『バナナの皮を踏んで滑って転ぶ』は本当なのか?そんな研究に大真面目に取り組んだ馬渕さんは、なめらかに動く人工関節が専門です。日ごろから授業で関節にある粘液の事を「バナナの皮みたいに滑りやすい」と説明していましたが、本当にそうなのか?と疑問に思ったのが始まり。
 そして様々な実験の結果、バナナの皮は床を直接踏んだ時の約6倍も滑りやすいことが判明。その滑り具合はリンゴやミカンの皮を圧倒。滑りやすい皮の仕組みも調べて論文を完成、今回の受賞になりました。

 これまでも日本人の受賞は、カラオケの発明、犬の鳴き声翻訳機「バウリンガル」(共に平和賞) たまごっちの開発(経済学賞) ワサビのにおいで耳の不自由な人に火災を知らせる警報装置の開発(化学賞) おしゃべりが過ぎる人を妨害する装置「スピーチ・ジャマー」の発明(音響学賞) など多種にわたります。

 詳しくは、笑う科学 イグ・ノーベル賞/志村幸雄 (PHP研究所)でどうそ。
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2014年10月01日

テスト前につき

 昨日から中間考査1週間前です。
テスト前につき、今は図書室というよりは自習室。今日は水曜日でどの学年も6限で授業が終わりますから、終礼直後からあっという間に座席がうまりました。

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いつもは、のんびり雑誌を読んでいるカウンター前ベンチでも、教科書を手に集中