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震災20年シンポジウム冊子

 阪神淡路大震災から20年を迎えて、宝塚市と兵庫県阪神北県民局が作成した震災20年シンポジウム冊子『明日へ伝えたい』が届きました。

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 当時、宝塚市では、死亡者118人、負傷者2201人、家屋の全半壊1万棟以上という被害が出ました。
 犠牲者の追悼と震災の教訓を伝えるために作られた冊子には、皆さんにもなじみのある市内6カ所(宝塚大劇場へ向かう花のみちや、80%以上の世帯が被害を受けた売布神社駅前、中山寺付近など)の当時の写真と現在の写真とを並べたもの、市民の体験談、消防隊員、看護師さんらへのインタビュー、が掲載されています。巻末には防災ガイドもついていて、あらためて日頃の備えと災害時における1人ひとりの的確な判断と冷静な行動が大切だと感じられます。

 現在、市内には梅雨や台風期の集中豪雨で土砂災害や浸水被害のおそれのある危険個所があるそうです。
 60ホール前には近隣市町村のハザードマップも展示してあります。自分の暮らす街のこと、知っておかないと。