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『聞き書き』する

 先日、農山漁村文化出版協会(農文協)という出版社の方が、おすすめ本の箱を抱えて図書室にやって来られました。農文協では、農と食・健康・教育を中心とした書籍を出版していて、図書室では主に家庭科や環境教育に関係した本を購入しています。

 こちらの出版社、入社後、間もなく日本各地の農家を訪ね歩き、直接お話を聴いたり、実際に作業を経験したりするのだそうです。 この日、来られた担当者の方も、九州各地(種子島まで!)を渡り歩き、色々な体験をされたそうです。

 そんな職員の方たちが出会った農家の魅力や農業のおもしろさを写真と共に紹介したのが、農家になろうシリーズ です。ポップも作ってきてくれました。
 水田・野菜農家、酪農家、養蜂家。普段私たちが食べているものって、どんな人たちが育てているのでしょう?四季折々、その時々の写真もたっぷりです。

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 左: バイクで農家を訪ね歩き現場の声を集めているそうです。
 右: 『聞き書き甲子園』 Mさんのレポート「命ある限り、続けていく」が掲載された冊子も展示しています。

 ところで、同じような活動を高校生たちが行っていることを知っていますか?
ずばり 『聞き書き甲子園』 毎年日本全国から選ばれた100人の高校生が、森や海、川の名手・名人を訪ね、智恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し記録する活動です。
 今年で14回目を迎えますが、昨年、環境大使の一員で高2のMさんが、見事100人の1人に選ばれました(農業高校などの専門的な事を学ぶ人が多い中、大健闘!) 選ばれた後、名人に直接アポイントメントを取り、現地へ取材、写真撮影、レポート作成、すべて一人で行ったそうです。
 詳しくは→環境大使
 
 やってみたいなと興味をもった人は環境大使・岡本先生まで。今年のエントリーにまだ間に合いますよ。