« こんな本、読んだ (続) | メイン

まるちゃん

 昨夜、「ちびまる子ちゃん」などで知られる漫画家のさくらももこさんが亡くなったニュースが伝えられました。「ちびまる子ちゃん」は1986年に雑誌「りぼん」で連載がスタート、現在も不定期で連載が続いていました。1990年にはTVアニメ化され国民的人気番組に、30年近く続く今も放送中で海外でも人気です。
 勉強が嫌いで絵を描くことが得意で漫画家を夢見、ちょっとグータラで、好きなことだけして過ごしたいと願うまる子は、さくらさん自身の子どもの頃がモデルです。そんな小学生のまる子と仲間たちの日常をブラックユーモアと愛嬌たっぷりに描いた作品は、その頃の少女漫画にはないものでした。

 又、漫画以外にもベストセラーとなったエッセイも多数、もものかんづめ、たいのおかしら、さるのこしかけ、他多数、 詩画集・まるむし帳なども手がけています。
「あのころ」「まるこだった」「ももこのはなし」自伝3部作エッセイは、そのタイトルをつなげた通り、さくらさんが小学生「まるちゃん」だった頃の楽しいエピソードが綴られています。(すべて集英社)
          mrco01.jpg
「追悼・さくらももこさん」コーナーつくりました。小説ちびまるこちゃんも書庫から出してきました。