2月26日 さようならパン屋のおばさん
8日付のこの欄や、『クラブ・生徒会のサイト』に掲載されているように、パン屋のおばさん(写真中央)が、今日で引退されました。34年の長きにわたり、本当にお疲れ様でした。
これまでの感謝の気持ちをあらわすため、昼休みの終わりに食堂にて生徒会からお別れの花束を渡し、有志の生徒と教員が集合しました。
朝、職員朝礼で、お別れのあいさつをされました。
初めてパンを売った34年前、22歳だったのに、数歳しか違わない生徒から「おばちゃん」と言われてショックだったこと。一番うれしかったのは、卒業生から電車の中で声をかけられ、在校しているときから付き合っていた人と結婚することを報告してもらったこと。悲しかったのは、駅でつばを下にはいている生徒を見つけたことだそうです。
しかし、つばを吐いた生徒にしかりつけたところ、卒業の時にとても感謝されたそうです。本校の生徒の成長を感じさせられます。
「先生には言えない様々な話を聞かせてもらった思い出を胸に、今日で引退する」としみじみ語っておられました。
4月からは、別の業者がパン屋として本校に入ります。これまでとは、販売するパンも変わるようです。
34年間、本当にありがとうございました。