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高1国際科の先輩たちが「スピーキング・アウト~みんなで話そう~」!

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 15日の1限のホームルーム(A組 B組)、2限の地理、歴史の授業(C組 D組)を使って、高校1年国際科の先輩からのスピーキング・アウトが行われました。
 これは、本校国際科1年の「比較文化」という授業の中で扱われている、NGO団体「セイブ ザ チルドレン」の国際理解学習プログラムの一部で、生徒から生徒へ「国際理解や子どもの権利などについて話をしよう」という企画です。 
 「セイブ ザ チルドレン」からボランティア講師に来ていただきながら、国際科1年生が比較文化の授業で学習し研究した内容を、「教育」・「食料」・「医療」・「虐待」という4つのテーマに分かれてプレゼンを準備し、中学2年生に話しかけるという授業でしたが、各グループとも、緊張を解(ほぐ)すゲームが盛り込まれていたり、テーマについてのクイズがあったりと趣向が凝らされ、普段、なかなか考えることのない取っつきにくい問題を、とても親近感の感じられる形で話してくれました。
 国際的な困難が更に進みそうな昨今、「自分たちの時代の問題」として中高生がこうした問題に触れ、考えていくことの大切さを感じながらも、教員が「知識」として与えても、なかなか「自発的な問題意識」を持たせることが難しいです。こうしたプログラムで、先輩から、学習の中で感じたことや知ることで持ち始めた問題点などを「自分たちの声」として語りかけられることで、同世代としての問題として共感しながら2年生のみんなも聴いていました。こうした機会から考え始め、更には自分たちや後輩たちと共にまた「スピーキング・アウト~みんなで話す~」ことが広がっていけばと願いました。